首都の観光は、だいたい国立美術館。どうもAJ(nobu)です。
以前に”旅人美術館行く行かない半々説”みたいなことを書いたのですが、
行かない旅人さんって、結構もったいないなぁと思ったりします。
そこで、今回はAJ(nobu)の美術史講座!
というのは建前、僕もほとんど知らないので、一度整理したかっただけなんですけね。
一番簡単な 美術史とは
どうも、実は大学で美術史の講義を受けたことがありました、旅人です。
さて、美術史と一口に言っても、世界には様々な芸術があります。今回取り上げる美術史とは、ざっくり西洋絵画史のことだと思っておいてください。さぁさ、早速見ていきましょう。
これだけでOK ざっくり 美術史
〜14c ビザンティン芸術
14c〜 ルネサンス
20c〜 現代
はい、これだけ!
潔い!!
美術に興味がない人だってルネサンスくらいは、知ってますよね。どんな人でも知ってるだけあって、ルネサンスっていうのは世界史的に見ても美術史的に見ても、それくらいの大イベントです。
なので、とりあえず14cからがルネサンス!というのを覚えましょう!
これを知っておくと、ルネサンス以前の作品にリアルさでとやかく言うのは野暮。っていうのがわかります。
あと、よっぽどいい美術館以外は、多くの作品は20世紀に入ったあとの作品だったりします。現代とも地続きな20世紀以降は、どんどん美術も多様化していって、一筋の流れにはならなかったりするのです。ということで、1900年台より後の作品が最近の作品ってイメージでいいと思います。
もう少しだけ深く 美術史
流石にあんまりなんで、もう少しだけ深く見ていきましょう
ビザンティン芸術
〜3c ギリシャ・ローマ芸術
3c〜ビザンチン芸術
(10c~ロマネスク 12c~バロック)
とりあえず3行にまとめるとこんな感じ。
昔のギリシャ芸術とかがあって、その後3cからキリスト教の拡大とともにそれ関係の美術が栄えていきます。ロマネスクとバロックは、その終わりの方に出てきた様式としての成熟期みたいな感じ?
10cからはロマネスクっていうのが流行って、これは修道院とかステンドグラスとかの芸術。
12cからがバロック芸術で、大教会とかの塔ドーン、門バーンみたいな芸術です。
※追記:ビザンティン芸術の記事を書きました
ルネサンス
14c−16cルネサンス
16cバロック⇨17cロココ
18c新古典⇨19c印象派
三行にまとめました。
美術史の一大イベント、ルネサンス。「リアルなの、ちゃんと描こうよ」ってムーブメント。なんとなく、想像できると思います。スタートは14cですけど、ガリレオとかボッティチェリたちによって完成されたのは16c初頭だったりします。
その後、時代はバロック、ロココと進みます。
「う〜ん、リアル追求しすぎると迫力なくなるからちょっと、脚色しよっか?」って時代だと思います。バロックはドラマチックフィルターON、ロココはファンシーフィルターONみたいなノリです。
そして新古典と印象派。
新古典は「ロココ盛りすぎちゃう?脚色やめようか」みたいな感じです。ナポレオンが馬に乗ってる絵あるじゃないですか。代表作はあれです。ようは盛り盛り路線の反動できたリアル路線です。ただし、その後すぐに反動の反動で、もっとフワッとした印象派が時代を掴んでいきます。
※追記:ルネサンス芸術の記事を書きました⇩
現代芸術
1900フォービズム
1930シュールレアリスム
1960ポップアート
ここもざっくり3つにしました。ついでに30年づつにしました。20世紀に入って美術はさらに多様化、ブームの短期間化が顕著になります。初っ端のどでかい衝撃が、フォービズムです。
フォービズムは爆発系です。ピカソとかです。その後、リアルさと個性の融合を試みるシュールレアリスムが流行って、大量消費社会の訪れとともに、今の広告みたいなポップアートの時代が来ます。
※追記:近代芸術の記事を書きました⇩
さすがに続きます
どうでしたか?流石に端折りすぎだって?
まぁ、今回はLesson1みたいな感じなんで。今後も何回か記事にまとめていきたと思います。
イタリアかフランス行く前にはまとめ終わりたい(自分のために)。
続きはこちらから⇩