グミにチョコ!キングオブお菓子の国はどこの国?

フランス:マルセイユのお菓子屋さん 中央ヨーロッパ

こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。

今回は洋菓子特集!!

旅の途中で気になって調べた、お菓子の起源をひとまとめにしてみました。

AJ(nobu)
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ヨーロッパで、ご当地のお菓子を食べたい時ってあるよね〜

太陽の精
太陽の精

そんな時に役立ててみてください。

いろんなお菓子やデザートの発祥の国を調べてみました。さてさて、どの国が一番いろんなお菓子を開発しているキングオブお菓子の国なのでしょうか・・・

ヨーロッパへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!

お菓子の基礎知識

と、その前に海外お菓子の基礎知識辺です。

英語でお菓子って、何て言えばいいのか知っていますか?まぁ、たいていスイーツと言っておけば通じるのですが、向こうではよくパティスリーという言葉を耳にします。

実は、海外ではお菓子はパティスリー、コンフィズリー、グラスリーの3つに分けられて居たりします。ということで、まずは3つの分類についてお勉強!

AJ(nobu)
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まぁ、グラスリーは聞いたことなかったけどね。アイスクリームで通じるから。

パティスリー/patisserie

ケーキ、パイ、クレープなどの生地があるお菓子

コンフィズリー/confiserie

チョコ、キャンディなどの生地がないお菓子

グラスリー/glacerie

アイスクリーム、シャーベットなどの氷系のお菓子

真のお菓子の国はどこだ?お菓子の故郷まとめ。

AJ(nobu)
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それでは、ここから本編です。

いろんなお菓子の発祥を、主にウィキペディアさんで調べてきましたよ。

ケーキ・・・不明

最古のケーキはスイスの新石器時代の遺跡から発見されているそうです。ただ大昔のケーキは、ケーキとは名ばかりの、穀物のパテだったようです。ルネサンス期には卵白による生地の膨らみも一般に知られはじめ、この時期から現代のケーキに近い形になりました。

チョコレート・・・イギリス

原料であるカカオは南米原産。スペインによりヨーロッパへと伝わるとたちまち大流行したが、当時は飲み物として認識されていた。現在の固形のお菓子として生まれ変わるのは1849年と意外と最近で、イギリス人によるもの。

ベルギー:有名チョコを買ってみる

ちなみに上の写真はベルギーのチョコです。

プリン・・・イギリス

諸説ありだが、16世紀にイギリスの公開者が発案したという説がある。そもそもプディングは、蒸し料理のことで、蒸した腸詰めなども英語ではプディングという。その後、イギリスでプラムを用いたお菓子系のプディングが誕生し、現在のカスタード・プディングに発展したのではないかと言われる。

バウムクーヘン・・・ドイツ

大もとをたどると、ギリシアまでさかのぼる。ポーランド・リトアニアにシャコティスという類似の伝統お菓子があり、起源を争ったりしているらしい。ドイツでも特に東部の地域で有名らしい。

シャーベット・・・中東?

実はシャーベットの語源はアラビア語。

もっとも雪にシロップを掛けて食べるのは、太古の昔から行われていたらしいので、どこが起源かは謎に包まれている。今回はアラビア語が由来ということで中東にカウント。

ジェラート・・・イタリア

フィレンツェ発祥。正直、シャーベットとの違いが微妙なラインだが、ジェラートのほうが濃いのが一般的な見解みたいです。

チュロス・・・スペインorポルトガル

スペイン起源説とポルトガル起源説があり、国の威信をかけて論争しているとかいないとか。いずれも16世紀の話で、新大陸でもメジャーなのは、この両国が南米に持ち込んだからだそうです。

エッグタルト・・・ポルトガル

香港・マカオが起源ともされるが、ポルトガルのパステル・デ・ナタがその原形とされています。

AJ(nobu)
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たしかに、リスボンに有名なタルト屋さんがあって、僕も美味しく頂いた記憶があります。

ポルトガル:リスボン名物のタルト

クレープ・・・フランス

フランスのブルターニュ地方が発祥とされる。もともと土地が痩せていて寒冷な同地方では、小麦が育たず蕎麦が栽培され、薄焼きにしたガレットが食されていた。これを偶然訪れたアンリ13世の妻アンヌ王妃が口にして気に入り、その後、宮廷で作られたのが小麦を用いたクレープなのだとか。ちなみに2月2日の聖燭祭にはフランス中の家庭がクレープを焼いて食べるのだとか。

AJ(nobu)
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日本で豆を食ってる頃、フランスではクレープ食ってるのか〜

シュークリーム・・・フランス

諸説ありだが、そもそも名前が、フランス語の「chou à la crème」(シュー・ア・ラ・クレーム)から来ているのフランスで良いでしょう。定説では1553年、イタリアはメディチ家出身のカトリーヌ・ド・メディシスがフランス王アンリ2世に嫁いだ時に、お抱えの菓子職人のポプリーヌに作らせたものが原型とされ、1700年代今の形になったとされています。

昔はププランと言われていたそうです。ププランは、おっぱい、という意味だそうです。

ガム・・・アメリカ

もともとアンデスや中米の文化で、松系の樹脂を噛む風習はあった。1860年代にメキシコのサンタ・アナ将軍と、彼の支援者であったアメリカのトーマス・アダムスが開発を進めた。トーマス・アダムスの発売したアダムス・ニューヨークというガムは大ヒットし、彼はチューインガムの父と呼ばれているのだとか。

マドレーヌ・・・フランス

1755年ロレーヌ公のために、召使いのマドレーヌ・ポルミエが作ったという説がある。なんでも料理長とパティシエが喧嘩してしまい、双方館を出て行ったために、召使をしていたマドレーヌがありあわせの材料と、厨房にあったホタテの貝殻を使って祖母から教わった菓子を作ったそうな。

グミ・・・ドイツ

ご存知ハリボー社1920年に開発した。もともとは、その時代のドイツでは強く噛む必要のある食べ物が少なくなり、歯に関する病気にかかる子供が増えていたため、子供の噛む力を強くし、歯にかかわる病気を防ごうという思い出作られたのだとか。

ティラミス・・・イタリア

実は20世紀後半という、とっても若いデザート。北イタリアのいくつかの都市が起源を主張しているが、とりあえずイタリア生まれであることは間違いなさそう。

マシュマロ・・・フランス

19世紀フランスの菓子職人により発案された。

ババロア・・・フランス

1815年にアントナン・カレームが発案したとされる。カレームさんは「シェフの帝王」とも呼ばれ、有名人気シェフという立ち位置を築いた最初の人でもある、すごいパティシエさん。名前はフランス語で「バイエルンの」という意味で、バイエルンから来た貴族をもてなすために考案されたのだとか。

パンナコッタ・・・イタリア

イタリアはピエモンテ州の伝統的なデザート。1900年代の初頭にハンガリー人の女性が開発したと言われるが、詳細な文献は残っていないらしい。

ポップコーン・・・アメリカ

こちらももともと中南米では一般に食されていたが、お菓子のポジションになったのはアメリカの文化によるもの。もとは甘い味付けが主流だったそうだが、世界恐慌で物価が上がる中、とうもろこしの値段は安定していたため、映画館で塩味のポップコーン、というスタイルが確立された。日本に入ってきたのは第二次世界大戦後なんだとか。

アメリカ:どでかいコーラとポップコーン

ドーナッツ・・・オランダ

オランダのオリーボーレンという揚げ菓子が、原形とされている。アメリカのイメージが強いのは、その後ヨーロッパからアメリカへ新教徒が移民した時に、このお菓子が伝わったからだとか。真ん中に輪っかが空いて、リング状になったのは19世紀ごろからと言われている。

ポテトチップス・・・アメリカ

諸説あり。主流の説は1853年にNYのシェフ、ジョージ・クラムが開発したというもの。客にフライドポテトが分厚すぎると言われたクラムが嫌がらせに超薄切りでカリカリに仕上げたら、大評判になってしまったとか。この説はアメリカン・ジョークじゃないかとも言われている。

ゼリー・・・フランス

再び登場、アントナン・カレームが発案したとされる。もともと煮凝りとしてのジェル状の食べ物は古代ローマ時代から存在したが、お菓子に進化させたのは、伝説のパティシエことカレームさんらしい。

ワッフル・・・ベルギー

諸説あるそうだが、これはまぁベルギーのもので良いんじゃない?少なくともドイツなど、あの辺が発祥だそうな。ちなみにウエハースも語源は一緒だとか。

パフェ・・・フランス

名前のもとはフランス語のパーフェクトから。経緯はよくわからなかったけれど、とりあえずフランス生まれのようです。

ちなみに類似品のサンデーはアメリカ生まれ。もともとはキリスト教の安息日である日曜日は、質素な生活をしなくてはならないから、ちょっと控えめな日曜日用のパフェを用意したから誕生したんだそうです。

シナモンロール・・・スウェーデン

パティスリー(菓子パン)の一種として、存在は古代ローマからあったらしいが、近年の形にしたのは、北欧。とりわけスウェーデンが強く起源を主張している。ちなみに10月4日はスウェーデンはシナモンロールの日。

スウェーデン:ストックホルム名物のシナモンロール

マカロン・・・フランス

パリ風マカロンは、パリにある「ラデュレ」菓子店の経営者ピエール・デフォンテーヌが、1930年に2枚のマカロンにジャムやクリームをはさんで売り出したのが始まりである。

AJ(nobu)
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話は完全にずれるけど、以前に、マカロンが一番美味しいと主張する友人に、生クリームどら焼きのほうが美味しいと対抗して、論戦を繰り広げたことがあります。

エクレア・・・フランス

明確ではないが、一説によると19世紀初頭のフランスが発祥。例によって伝説のパティシエ、アントナン・カレームが考案した「デュシャス」と呼ばれるお菓子がその原形とされている。カレームの死後、1850年頃にフランスのリヨンで考案されたともいわれているが考案者の名前は残されていないのだとか。

ミルフィーユ・・・フランス

フランス語でミルは千、フィーユが葉っぱ。こちらも諸説あるらしいがフランスが発祥の模様。その説によると開発者は・・・そう、アントナン・カレームさん。

なまはげ
なまはげ

また、あんたかい

AJ(nobu)
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興味本位で調べ始めたら、なんかもうカレームさん無双になってしまった

彼いわく「古来から存在した」らしいが、文献として残っている限りでは、彼が作ったものが最古になるらしい。

おまけ 国別 ご当地お菓子 リスト(随時更新予定)

ということで、国別にまとめたものがこちら。下のリストを参考に、ヨーロッパを旅する際はぜひともご当地スイーツを楽しんでみてください。

AJ(nobu)
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スイーツなら、ご当地グルメ食べ歩き!

とか言いつつも、比較的財布に優しいからね

イギリス・・・チョコレート、プリン

イタリア・・・ティラミス、ジェラート、パンナコッタ

フランス・・・クレープ、シュークリーム、エクレア、マドレーヌ、ミルフィーユ、マカロン、パフェ、ババロア、マシュマロ、パフェ、ゼリー

ドイツ・・・グミ、バームクーヘン

アメリカ・・・ガム、ポップコーン、ポテトチップス、サンデー

スペイン・ポルトガル・・・チュロス

ポルトガル・・・エッグタルト

オランダ・・・ドーナッツ

ベルギー・・・ワッフル、キュベルドン(砂糖グミ)

スウェーデン・・・シナモンロール

おわりに

いや〜、フランス流石ですね。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

これは、フランス文句なしのキングオブお菓子の国ですね。

調べ始める前は、流石にここまでフランス圧勝になるとは思いませんでした。というか、アントナン・カレームさん凄すぎじゃないですか。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

なんかもう、途中からそっちが気になっちゃって。

どんな分野にも、やっぱりレジェンドがいるんですね。お菓子なんて、もともと全然詳しくなかったので、ちっとも知りませんでした。

フランスに旅行された際は、ぜひともそんなレジェンドのことを思い出しつつ旅をしてみるのはいかがでしょうか?

それでは、また別の記事で。

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