こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
さて今回は、シリーズ国と音楽です。クラシック音楽を中心に、伝統音楽や民謡の観点から、その国を旅行する前に予習しておきたいアーティストたちをご紹介します。
事前にプレイリストに入れておいて、現地でその音楽を聞きながら散歩すると、とってもGOOD!
クラシックのお勉強記事その①⇩
クラシックのお勉強記事その②⇩
ということで、今回はポーランド!!
ポーランドというとショパンかな
ポーランドへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
ポーランド 有名な音楽
過去2回は、沢山の作曲家を紹介させていただきました。
オーストリア編⇩
ドイツ編⇩
でも今回はご安心ください、ポーランドはたった一人のご紹介です。
その名はショパン!ポーランドも沢山居るのかと思って調べ始めたところ、ポーランドはまさかのショパン 一強状態でした。
本当は、他にもパデレフスキとかヴィエニャフスキとか色々な方が居るのですが、僕が聴いてみて「あぁ〜」となったのはショパンだけでした。
ショパン こぼれ話
ということで、せっかくなのでショパンについて少し詳しく解説してみたいともいます。
ショパンは1810年生まれの、ロマン派音楽を代表する作曲家です。また、当時のヨーロッパにおいてもピアニストとして有名でした。その作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、ピアノの詩人との異名を持つそうです。
6歳からピアノを習い始めますが、その1年後、7歳の時には先生を越えてしまったということです。7歳の頃からコンサートを開き始め、作曲活動も幼い頃からすでに始めており、モーツァルトなどの過去の天才と比較されながら育ちました。
16歳でワルシャワ音楽院というポーランドで一番の音楽学校に入学し20歳で主席で卒業すると、ウィーンやパリでコンサートを開きます。この時代のヨーロッパといえばナポレオンの大活躍が1799年〜1815年ですから、ショパンの青春時代はナポレオンの興隆と没落に丸っと重なることになりますね。
ちなみにポーランドの作曲家として一強のショパンですが、その当時はポーランドという国はありませんでした。18世紀後半の、俗に言う”ポーランド分割”によって、それまで存在していたポーランド=リトアニア大公国は、プロイセン、オーストリア、ロシア帝国の3つの国によって分割して統治されていました。その後、ポーランドの自主権が回復するのは第一次世界大戦後の1919年ウィーン会議でした。
ショパンの恋人として有名なのが、フランス人作家のジョルジュ・サンドです。26歳の時に出会い、37歳の時に分かれるまで、喧嘩も多かったそうですが夫婦のように過ごしていたそうです。体の弱かったショパンは体調を崩すことも多くなったそうですが、ジョルジュによって看病を受けいていたそうです。けれども、ジョルジュと出会わなければもっと長生き出来ただろうと言われるくらい、ジョルジュの存在はショパンにとって大きく、悩ましいものだったとも伝えられています。彼女と別れた2年後、39歳でショパンはなくなります。
ショパン といえば
さて、それでは作曲家とタイトルと音楽が一致してない皆さんのために、どんどん曲紹介をしていきますよ!
これが、一番耳馴染みがあるかな(ただし出だしに限る)”別れの曲”。
中盤がこんな激しい曲だとは知りませんでした。
お次は、これも聴いたことあるーな、”ノクターン第2番”
ちなみにノクターンは感じだと夜想曲です
こちらは激しいショパン”革命”
これもよく耳にします。”子犬のワルツ”
世界一難しい曲とも言われているそうです”幻想即興曲”
これもなんとなく聴いたことがあるような”葬送行進曲”
ここからは、AJ的には”あぁ、聴いたことあるわぁ”ってならなかったけど、有名だったり、曲名は聴いたことあるような曲です。
”雨だれ”、ショパンっぽいっていうのがわかるようになってきた気がする。
”英雄ポロネーズ”タイトルは聴いたことがある気がする。
ちなみにポロネーズはポーランド風というフランス語で、ポーランド起源のゆっくりテンポな4分の3秒氏の曲を指す言葉だそうです。
あとボロネーゼは、ボローニャ風のスパゲッティだからね。
ちなみに”別れの曲”や”革命”は、よく”エチュード別れの曲”とか、”エチュード革命”と呼ばれたりします。エチュードはフランス語で練習曲といういみで、もともとは”練習3”、”練習曲12”といった名前で発表されていたそうです。”別れの曲”や”革命”といった愛称は、ショパン以外のファンが付けたものだそうですよ。
おわりに
今回はポーランドを代表するクラシック音楽の作曲家を見ていきました。
というかショパンだけだけどね
一人しかいないからこそ、その国での愛され度合いも余計にすごい気がします。
お菓子にもなっているしね
ポーランドに行かれる方は、ショパンを聴きながら通りを散歩してみてください。
それではまた次回。
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