今回のあらすじ
ロンドンのミュージアムをこれでもかと楽しんだAJ
イギリスで一番行きたかったウェールズ地方に足を延ばす
ウェールズ ぐるっと旅 カーディフから
ロンドンを離れてイギリスの田舎に向かいます。
イギリスは4つの地域分かれていて、それぞれイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドと言います。

詳しくは、こちらの記事を読んでね。
今回はイギリス南東部のウェールズに行ってみようと思います。

まずは夜光バスでロンドンから、ウェールズの首都カーディフまでひとっ飛び。ここからレンタカーで一帯を回りました。





さっそく、ウェールズの旗がお出迎えです

市場はこんな感じ。リーキと呼ばれるぶっといネギが名産品です。

ウェルシュケーキと呼ばれるスコーンみたいなお菓子がおいしかったです。

市場の全体はこんな感じ。ちっちゃいお店が多くて、地方の商店街のような感じがどことなく漂っています。

ちなみにウェールズ旅の間は、ずっとくもりでした。


さすがイギリス

教会の周り。ウェールズ国旗が好きなんですねぇ。

港町なので、港の方も散策。港の周りには赤レンガの古い建物が多くありました。

お城もありましたが、入りませんでした。お城の時計台だけパシャりと写真撮影。
ウェールズ博物館
お城の代わりにウェールズの博物館に入ってきました。
県立博物館みたいな感じかな。もちろんここも入場料は無料です。

地元の作家さんの作品や

イギリスの有名な画家さんの作品もあります。こちらはウォーターハウスさんという、有名な美女画家さんの作品です。

こちらはフレデリック・サンズの”女王エレノア”。ぜんぜん知らない作品でしたが、気に入りました。

こちらは女神の彫刻。これもお気に入りです。
ウェールズ 廃墟巡り
そしていよいよ本番、ウェールズの廃墟巡りです。
ウェールズは古いお城や教会がたくさんあり、その一部は何百年も前に廃墟になって現代に伝わっていたりします。
ティンタン修道院
その一つ目の目的地がこちらのティンタン修道院

シトー派と言われる会派の教会で12世紀から熱く信仰された教会だったそうですが、16世紀の英国国教会の興隆とともに廃教会になったそうです。

丁度夕方から夜の時間に到着しました。

本当は内部も観覧できるそうですが、ちょっと到着が遅れたので外からしか見学できませんでした。

廃教会その2

お次の廃教会はとっても小さな廃教会でした。名前もちょっとよくわかりませんでした。

廃墟探索、楽しいです。

赤と黒の綺麗なタイルがしっかり残っていました。

月って写真だと、どうしても小さくなっちゃいますよね。
とっても大きく見えて、めっちゃ雰囲気満点だったのを覚えています。
お城たち
廃教会だけでなく、古城もウェールズの見どころです。
特に豪華絢爛ではなく、日本でいうところの山城にちかい感じの城が多く残っています。

ぎりぎり青空の見えたローアーン城。

完全に土砂降りになってしまったペンブローク城

こちらはキッドウェリー城にあった石碑。ケルトノットもウェールズには文化として多く残っています。

キッドウェリー城の周囲の町の様子。廃墟のアーチがそのままになっています
ウェールズ旅の目的地 聖デイヴィッド大聖堂

ウェールズ旅の一番の目的地はここでした。
ウェールズ最西端にある大聖堂です。

現役の大聖堂なので、内装も綺麗です。
天井の模様なんかは、ちょっと他の教会と雰囲気が異なっていて、イギリスの辺境感がありました。

座布団も、なんだかちょっと民族っぽい感じがあります。

敷地はとても広く、大きな教会です。歴史も古く、その始まりは6世紀です。

そして、なんとこの大聖堂、廃教会もセットになっています。6世紀からあったほうの建物は、11世紀ごろバイキングやイギリス国内の騒乱によって一度滅ぼされてしまったのです。現在の建物は12世紀に再建され、20世紀に改修されたものだそうです。
ということで、廃墟サイドへ移動します。

なんだか門もかっこいいですね。

奥に現在の大聖堂が見えます。廃墟も同じくらい大きくて、昔の修道院もかなり大規模で立派だったことが分かります。

3階建てくらいだったようです。西洋の建物は石造りなので、こうして1000年たっても、昔の様子がよくうかがえます。

石造りのアーチ。崩れないのがすごいですね。





実はこの聖デイヴィッド大聖堂、僕が大好きだったプレステ2のショドウハーツというゲームのモデルになった場所で、このウェールズ旅自体が、ゲーマーの聖地巡礼だったりもします
ポントカサステ水道橋へ
ウェールズ旅の締めくくりはポントカサステ水道橋へ向かいました。

この舌を噛みそうな名前の水道橋は、イギリスでもっとも長く最も高い橋です。
1805年と比較的近代に建設されたものですが、世界遺産にもなっています。

水道橋にたどりつくまでは、ホントにただの運河に見えますが

だんだんと崖に近づくにつれて運河が細くなっていき

小舟一隻が通れる幅の水道橋につながります。

かなり高さも長さもありますが、歩いて向こう側まで渡ることができます。
観光シーズンではなかったので、渡し船はお休みしていましたが、たくさん待機していました。

ウェールズ こぼれ話
入りきらなかった写真をいくつか紹介します

こちらはウェールズ語の看板。
じつはウェールズは英語以外にウェールズ語があり、どちらも公用語になっています。Schoolが英語で、Ysgolがウェールズ語。どちらも学校という意味です。方言やなまりというわけではなく、全く違う言語なんですね。

ウェールズ飯。一応伝統的な食事をしてみたのですが、まぁミートボールとマッシュポテトですね。味はお察しください。イギリスだもの。

聖デイヴィッド大聖堂の近く。ついに最西端の海が見えてきた頃、道端におしゃれなベンチがありました。夏はきっと青空とサーファーがたくさんいるはず。





ちなみにこの一年半後に再びイギリスを旅してまわることになるのですが、その時は夏で、海がめちゃくちゃ綺麗でした。きっとこの海岸も晴れていたら、綺麗だったに違いないです

レンタカーで悪天候を駆け回りました。(僕はずっと助手席でしたが)

小さなストーンヘンジにも寄りました。牧場の中にポツンとある遺跡で、誰も来ないような場所です。そりゃ普通、本物のストーンヘンジに行きますものね。ただ、この遺跡もきっと同じ民族の残した遺構です。

最後は、どこぞのお土産屋さんにあったマグカップ。
ドラゴンとケルトノット。まさしくウェールズな感じのデザインが素敵ですね。

おわりに
ということで、ウェールズ旅の様子を一気に紹介しました。とくかく廃墟マニア、古城マニアの人にはお薦めの旅行先です。
次回はロンドンこぼれ話、そしてマルタへのフライトです。
マルタ・キプロスと回って、ヨルダンからイスラエル・エジプトとまわりエジプトからアフリカ東海岸を一気に駆け下ります。





いや、その予定だったんですけどね


ようやくブログがコロナに追い付きますね
つづく⇨
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