こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
今回はギリシア神話のお話になります。イギリスの美術館で見たガニメデの絵をきっかけに、神話について調べてみたら、思わぬストーリーだったので、ご紹介しようと思います。
神話ネタも知らないことが沢山あるよね
宇宙好き的には、木製の惑星の名前ですが、もちろん同じ神話からとられていますよ。
ギリシャへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
ガニメデとの出会い
イギリスのナショナルギャラリーで、気になって絵があったので解説を見てみると、タイトルは”ガニメデの略奪”。ガニメデといえば優しい巨人な私ですが、もとの神話を知らなかったので調べてみることにしたのです。
ギリシア神話とかって、名前だけ知っててお話を知らない人がたくさんいるよね
という事は、いっぱい記事がかけるね
ということで、ガニメデについて調べて、呟いたTweetがこちら。
“ガニメデの略奪”
英国立美術館より大好きな鷲に飛びついてるのかと思いきや鷲に化けたゼウスさんが美少年を誘拐している場面😮
ガニメデといえば優しい巨人だが、神話はそんな話なのね😅
ゲーム脳な旅人は一瞬バルダンダースかと思ったよ🤣
と、脳内で小ネタが止まらくなった絵画🤭 pic.twitter.com/46k51j39Pf
— AJ (nobu) (@AjNobu) March 27, 2020
ブログでは、さらに詳しくガニメデをご紹介しようと思います。
ガニメデ 解説
ガニメデは、より正しくはガニュメーデース( Γανυμήδης, Ganymēdēs)と呼ばれます。
ギリシア神話の登場人物で、トロイアの王子で美少年だったといわれています。オリュムポス十二神に不死の酒ネクタールを給仕するとも、ゼウスの杯を奉げ持つともいわれます。
要するに天界の給仕係さんか
ガニュメーデースの誘拐
むかしむかしのお話。ゼウスには奥さんヘラとの間に青春の女神ヘベ(へーべー)がいました。もともと給仕係はこの”へべ”ちゃんが担当していたそうですが、英雄ヘラクレスが神々の列に加えられたとき、へべはヘラクレスの奥さんになったそうです。
そんな新しい給仕係が欲しかった頃、ゼウスが鷲に化けて外界を飛んでいると、ある美少年が目に止まりました。それこそがガニメデ君だったのです。ということで、鷲に化けたゼウスさんに誘拐されて、ガニメデは天界で給仕係となったのでした。
いつもいつも、ゼウスさんは好き勝手やりすぎよね
ちなみに星座のわし座はガニュメデを誘拐するときのゼウスの姿、みずがめ座はガニメデがみんなに注いでいる神の酒ネクタールが入った酒壷なんだそうです。
あと、誘拐の舞台はクレタ島のイデ山だとか。トロイアの王子という設定と矛盾している気もするが、とにかくそういう事らしい。
クレタ島にトロイア。古代ギリシアの地名はコチラで確認⇩
おわりに
ということで、今回はギリシア神話のガニメデについて調査しました。
まず、ガニメデが美少年だってことも知らなかったし、それがゼウスに攫われて給仕係になってる、ってギリシア神話はあいかわらず突っ込みどころが多いです
ガニメデって女性の名前っぽいよね。まさか男だったとは
ちなみに、”ガニメデの略奪”は英語だと”レイプ オブ ガニメデ”なので、美少年という情報もあると、よりギョッとしてしまいますよね。
ちなみに、きっかけとなったこの絵画、作者はマッツァというイタリアのルネサンス画家によるもの。鮮やかな色使いが美しいですよね。もともとは八角形の絵画だったというのも興味深いです。
ルネサンス絵画をまとめた記事はコチラ⇩
それでは、また次回。
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