”ガニメデ”といえば優しい巨人な旅人だけど、元ネタの話を知ってびっくりしたお話

絵画:マッツァのガニメデ略奪 南ヨーロッパ

こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。

今回はギリシア神話のお話になります。イギリスの美術館で見たガニメデの絵をきっかけに、神話について調べてみたら、思わぬストーリーだったので、ご紹介しようと思います。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

神話ネタも知らないことが沢山あるよね

神官さま
神官さま

宇宙好き的には、木製の惑星の名前ですが、もちろん同じ神話からとられていますよ。

ギリシャへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!

ガニメデとの出会い

イギリスのナショナルギャラリーで、気になって絵があったので解説を見てみると、タイトルは”ガニメデの略奪”。ガニメデといえば優しい巨人な私ですが、もとの神話を知らなかったので調べてみることにしたのです。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

ギリシア神話とかって、名前だけ知っててお話を知らない人がたくさんいるよね

狛犬
狛犬

という事は、いっぱい記事がかけるね

ということで、ガニメデについて調べて、呟いたTweetがこちら。

ブログでは、さらに詳しくガニメデをご紹介しようと思います。

ガニメデ 解説

ガニメデは、より正しくはガニュメーデース( Γανυμήδης, Ganymēdēs)と呼ばれます。

ギリシア神話の登場人物で、トロイアの王子美少年だったといわれています。オリュムポス十二神に不死の酒ネクタールを給仕するとも、ゼウスの杯を奉げ持つともいわれます。

AJ(nobu)
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要するに天界の給仕係さんか

ガニュメーデースの誘拐

むかしむかしのお話。ゼウスには奥さんヘラとの間に青春の女神ヘベ(へーべー)がいました。もともと給仕係はこの”へべ”ちゃんが担当していたそうですが、英雄ヘラクレスが神々の列に加えられたとき、へべはヘラクレスの奥さんになったそうです。

そんな新しい給仕係が欲しかった頃、ゼウスが鷲に化けて外界を飛んでいると、ある美少年が目に止まりました。それこそがガニメデ君だったのです。ということで、鷲に化けたゼウスさんに誘拐されて、ガニメデは天界で給仕係となったのでした。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

いつもいつも、ゼウスさんは好き勝手やりすぎよね

ちなみに星座のわし座はガニュメデを誘拐するときのゼウスの姿、みずがめ座はガニメデがみんなに注いでいる神の酒ネクタールが入った酒壷なんだそうです。

あと、誘拐の舞台はクレタ島のイデ山だとか。トロイアの王子という設定と矛盾している気もするが、とにかくそういう事らしい。

クレタ島にトロイア。古代ギリシアの地名はコチラで確認⇩

おわりに

ということで、今回はギリシア神話のガニメデについて調査しました。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

まず、ガニメデが美少年だってことも知らなかったし、それがゼウスに攫われて給仕係になってる、ってギリシア神話はあいかわらず突っ込みどころが多いです

太陽の精
太陽の精

ガニメデって女性の名前っぽいよね。まさか男だったとは

ちなみに、”ガニメデの略奪”は英語だと”レイプ オブ ガニメデ”なので、美少年という情報もあると、よりギョッとしてしまいますよね。

絵画:マッツァのガニメデ略奪

ちなみに、きっかけとなったこの絵画、作者はマッツァというイタリアのルネサンス画家によるもの。鮮やかな色使いが美しいですよね。もともとは八角形の絵画だったというのも興味深いです。

ルネサンス絵画をまとめた記事はコチラ⇩

それでは、また次回。

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