【トルコ国旗の意味と由来】イスラム教の三日月はトルコ起源だった!?

トルコの国旗 中東

こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。

まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はトルコ。

AJ(nobu)
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イスラム圏らしく月がデザインに使われているね

狛犬
狛犬

赤い色には、どんな意味があるのかな

トルコへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!

過去の国旗シリーズの記事はこちらから⇨こちら

トルコ 国旗 意味

トルコの国旗は新月旗もしくは月星章旗と呼ばれる赤地に三日月と星がデザインされた国旗です。

元は1844年に公式に定められたオスマン帝国の国旗で、ほぼ同じデザインをトルコ共和国も使用しています。

AJ(nobu)
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へー、オスマン帝国時代から使っていた旗なんだね。

1844年に公式国旗を採用されるまで、オスマン帝国には単一の国旗というものが存在しませんでした。カリフ旗やスルタン旗や戦争旗や海軍旗や市民旗など、用途別に様々な旗が用いられていたそうです。また、それらの一部は公式国旗制定後も使用され続けています。

AJ(nobu)
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日本の日章旗みたいに、国旗以外にも慣れ親しんだ旗があるんだね。

トルコではこのデザインの旗もよく見たけれど、こちらもオスマントルコ時代の旗のようです

三日月の起源

現在、この三日月と星の組み合わせはイスラム教のシンボルとされるが、小アジアではイスラム教の普及以前から使用されていたとされています。

狛犬
狛犬

イスラムの象徴になる前から三日月を使っていたんだ。

AJ(nobu)
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むしろイスラム=三日月の起源がトルコだったんだね

三日月デザインの起源としては様々な説があります。

  • 14世紀初頭に帝国の礎を築いたオスマン1世の夢の中で、彼の胸から出てきた三日月と星が拡大し、コンスタンティノープルの陥落の前兆を知らせたという説。
  • 1389年のコソボの戦いで流されたおびただしい血の海に、三日月と水星が映って見えたとされ、それをスルタン・ムラト1世が国旗としたいう説。
  • 1453年コンスタンティノープルの陥落の夜にメフメト2世が三日月と星を夜空に見た。
  • トルコ革命の指導者、初代大統領ケマル・アタテュルクがトルコ革命での勝利の夜に戦場を歩いていて、サカルヤの岩山で流された血の海に、三日月と星が映って見えたという説。
  • またビザンティン帝国時代にさかのぼるという説もあり、三日月と星は古代ギリシャの都市ビュザンティオン(後のコンスタンチノープル=イスタンブール)のシンボルとして使われており、それがオスマン帝国のシンボルとして採用されたとされるという説。

などなど。はたしてどの説が本当なのでしょうか。

トルコの国旗

まとめ

今回はトルコの国旗の意味を調査しました。

ただ単にイスラム圏だから三日月なのかと思いきや、それ以前から三日月を使っていたとは驚きでした。

AJ(nobu)
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さすが小アジア、歴史の深い土地ですね

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