こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はタンザニア。
アフリカはまだ行ったことがないから、今のうちに知識を付けておかなくちゃ
タンザニアはアフリカ東部の国ですね。アフリカの東海岸部と島の部分に別れています。
タンザニアへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
過去の国旗シリーズの記事はこちらから⇨こちら
タンザニア 国旗 意味
緑、水色の二色を、金縁の黒い線で斜めに区切ってある旗になります。
シンプルなデザインですが、国旗の意味を紐解くには、歴史を勉強しなければいけない旗なんです。
もともとタンザニアは1964年にタンガニーカと、ザンジバルという2つの国が統合してできた国なのです。そして、そのもともとの国旗はというと
タンガニーカがこちら
そしてザンジバルがこちらです。
なんだか、こうしてみると、それぞれの旧国旗をより洗練させたのが、タンザニアのように見えますね。
どちらも似たような旗だったので、うまい具合にフュージョンできましたね
ちなみにザンジバルは、タンザニアの島の部分、タンガニーカがはタンザニアの大陸部分にあたります。やっぱり水色は、海を表しているのでしょうね。
とはいえ、このザンジバル国旗は、じつは100日しか使われていない国旗でした。
なんでも、タンザニア誕生の経緯は、
ザンジバル王国で革命→共和国化→100日ほどでタンガニーカと統合してタンザニア誕生
ということなのだそうです。革命以前の王国時代は
こんな旗が使われていたそうです。真ん中に描かれている植物はクローブで、背景が真っ赤なのは、ザンジバル王国になる前は、ザンジバル島がオマーンの一部だったことに由来するのだとか(当時のオマーンの国旗は真っ赤の単色旗)。
なんだか、複雑になってきた・・・
ザンジバル島は、歴史的にもなんだか面白そうですね。ザンジバル島がイスラム勢力の支配下だったのは、かなり昔の時からで、ザンジバル・スルターン国と呼ばれる時代には、
こんな旗が使われていた時代もあるそうですよ。
また、一方のタンガニーカ側も、イギリス領時代の旗が面白いです。
なんだかゆるいキリンがプリントされてる
タンザニア 国章
タンザニアの国章もみてみましょう。縦長の盾がシンボルになっているのは、アフリカあるあるですが、注目すべきは、その土台。なんだか山の上に盾が乗っかっていますね。
この山は、もちろんタンザニアが誇るアフリカを代表する山。キリマンジャロ山になっています。
まとめ
今回はタンザニアの国旗の意味を調査しました。
思いもよらず、タンザニアの歴史を勉強する回になってしまいましたね。
でも、国旗に歴史が隠れているなんて、なんだか素敵ですね。
それではまた次回。
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