こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
今回は、童話について。グリム?アンデルセン?イソップ?色々あるけど、どれがどれだ意外と知らなかったりしますよね。
今回はその辺を、少しはっきりさせてみました。
ヨーロッパへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
四大童話。と名付けてみた
あらためまして、旅人です。現在、モルドバ滞在中です。
公園に小人の童話の銅像がある、てっきり親指姫だと思って行ってみたら、なんと男の子!!
なにこいつ。と思ったので今回は、ヨーロッパの童話を一回調べてみました。
(ちなみに、その小さい男の子は、結局サン=テグジュペリの星の王子さまでした)
とりあえず、Wikipediaに大きく取り上げている4つを四大として、見ていきましょう!
イソップ童話(紀元前6世紀頃)
四大童話の中で、唯一時代が全然違う大昔の人。作者のイソップは、英語読みだとイソップだけれど、ギリシア語だとアイソーポスというらしい。正確な資料は少ないが、実在したことは確からしい人物。
彼についての話は、ヘロドトスの”歴史”に出てくる。もともと奴隷だったけれど、童話を語って名声を得たのだとか。また、現在イソップ童話と呼ばれているものは、後世に色々なものが足されていった説話集なので、すべてがアイソーポスが作ったものではないようです。
アリとキリギリスとか有名なのもあるね
以下、聞き覚えのあるタイトルのラインナップ
アリとキリギリス
ウサギとカメ
王様の耳はロバの耳
ガチョウと黄金の卵
北風と太陽
金の斧と銀の斧
金のライオンを見つけた男
すっぱい葡萄
ペロー童話(17〜18世紀)
他の3つに比べると、正直初耳。フランスの詩人シャルル・ペローの作品です。
このペロー、コルベールやルイ14世に使えた、バリバリのアカデミック人間です。また、”ギリシア古典とかよりも、現代の作品のほうが優れている”と主張して、啓蒙思想の時代に古今論争なるものを巻き起こした張本人でもあるのだとか。
以下、聞き覚えのあるタイトルのラインナップ
赤ずきん
長靴をはいた猫
青ひげ
眠れる森の美女
仙女たち
シンデレラ
言われてみると、イソップ童話とは時代設定が違うなぁ
グリム童話(18〜19世紀)
ドイツのご存知、グリム兄弟による作品。この二人、じつは6人兄弟の長男と次男だとか。また、お兄ちゃんの方は、比較言語学の父としての功績もあるのだとか。
以下、聞き覚えのあるタイトルのラインナップ
狼と七匹の子山羊
ラプンツェル
ヘンゼルとグレーテル
シンデレラ
赤ずきん
ブレーメンの音楽隊
いばら姫 (眠りの森の美女)
白雪姫
ペローと同じ元ネタで、再録されていたやつもあるんだね
アンデルセン童話(19世紀)
デンマークの詩人、アンデルセンによってまとめられた童話集。今回取り上げた中じゃ、一番新しい人ですね。アンデルセンの童話作品は他のような民俗説話からの影響は少なく、創作童話が多いようです。
以下、聞き覚えのあるタイトルのラインナップ
親指姫
人魚姫
裸の王様
野の白鳥(白鳥の王子)
コウノトリ
みにくいアヒルの子
雪の女王
赤い靴
マッチ売りの少女
オリジナリ性が強いみたいだな
まとめ
ということで、4つの童話集を見ていきました。
イソップだけ古かったり、アンデルセンはオリジナルだったり、いろいろ新しいことを学べましたね。
デンマークへ行ったら人魚像を見に行かないと
それは、たしかにある
物語の舞台の街にも行ってみたいですね。