こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はリヒテンシュタイン。
おぉ、リヒテンシュタインは世界一周でおたずれたね
中央ヨーロッパに位置する、世界で6番目に小さいミニ国家だね
リヒテンシュタインへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
過去の国旗シリーズの記事はこちらから⇨こちら
リヒテンシュタイン 国旗 意味
リヒテンシュタインの国旗は赤と青の二色旗に冠があしらわれた国旗になります。
青は空を、赤は炉の火を表すとされています。
国旗の赤色ってだいたい血だったりしますが、炉の火とは珍しいですね。
リヒテンシュタインは山に囲まれ雪も多く降る国ですので、そういうことも関係しているのかもしれません。
王冠は、リヒテンシュタイン公国の正当性を示す大切なもののようで、ぼくも博物館で実物を見てきました。立派でしたよ。
僕が行った時は、撮影禁止だったのでネットの拾い画を
う~ん、改めてみても立派な王冠ですね。
そんなリヒテンシュタインの王冠マークですが、じつは1937年に追加されたものなんです。
それまではこんな旗をしていました。
しかし、その前年に行われた1936年のベルリンオリンピックで、ハイチの国旗と激似なことが発覚しました。そのころのハイチ国旗はこちら
たしかにほとんど一緒ですね。
ちなみにハイチもデザインが変わって現在はこんなデザインになっています。
リヒテンシュタイン 国章
つぎにリヒテンシュタインの国章のご紹介です。
リヒテンシュタインの国章は、リヒテンシュタイン家の紋章でもあります。
紋章の中には左上はシレジア、右上はキューンリング家、左下はトロッパウ公。右下は、リートバーグ、東フリースラントのキルクセナ家の紋章です。歴代の婚姻でリヒテンシュタイン家とのかかわりが深かった地域や貴族のシンボルが受け継がれているのです。
全体がベールに包まれていますが、その裏地はアーミン生地になっています。
アーミンは、オコジョの毛皮の事で、冬毛が真っ白なオコジョの毛皮は、ヨーロッパの王族のガウンによくつかわれていたんだそうです。
オコジョの冬毛は真っ白で、尻尾の先だけが黒いので、あの黒い点々がオコジョの尻尾なんですね。
一枚作るのに、大量のオコジョが犠牲になったそうな。。。
まとめ
今回はリヒテンシュタインの国旗の意味を調査しました。
リヒテンシュタインの国旗からハイチやオコジョのことが分かるなんて面白かったですね。
それではまた次回
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