こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
今回はひさびさ、Made in AJ の”とってもわかりやすい地図”のコーナー。
今回は中東の地名を取り上げますよー。
相変わらず、情報を詰め込みすぎて、逆にわかりづらくなってますね
そ、そんなこと無いし・・・
アラビア世界への旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
とってもわかりやすい中東の地図
それでは、今回の解説です。
まず、わかりやすいのは、マグリブとマシュリクの違いです。
古代のアラビア世界はやはりエジプトが中心です。エジプトより西の地域をマグリブ(日の沈む土地)、エジプトより東の地域をマシュリク(日の昇る土地)と呼びます。
マグリブ、マシュリクはアザーンの時間の名前にもなってますね。
日没と日の出。
次にナイル川関連です。
上エジプトと下エジプトの違いは、カイロ以北とカイロ以南。上下に分かれていますが、カイロがかなり河口の近くにあるので、ナイル川はほとんど上エジプトなんですね。カイロ以北の下エジプトはナイルデルタとも呼ばれていますね。
そのまま、ナイルを遡っていくと、スーダン国内で、南の南スーダンへ向かう白ナイルと、東のエチオピア方面に向かう青ナイルに分かれていきます。
ここで、メジャーな用語も再確認。
サハラ砂漠はアフリカ北部の砂漠ですね。広義にはエジプト含めて、もう北部はすべて含まれます。
次に”肥沃な三日月地帯”。エジプト文明とメソポタミア文明をあわせたエリアになります。(本当は地中海上は含めません。消すのが面倒だっただけです)今のシリア・イラク全域を含むみたいですね。あと、アラビア海沿岸の古代イラン文明のエラム地域も”肥沃な三日月地帯”に含めるそうですよ。
エジプトとアラビア半島の間にあるのはシナイ半島ですね。スエズ湾とアカバ湾に挟まれて、それが合流して紅海へと流れます。
どんどん行きますよ〜〜
イスラエルとヨルダンの間にある死海ですが、キリストも訪れたというヨルダン川が死海の北側なのか南側なのかが気になっていたので盛り込みました。北側のようですね。ちなみに聖書でよく聞くゴラン高原もこの辺になります。
ワディは、枯れた川、という、大昔に川が流れていた跡地の地形を指す言葉で、中東には多くのワディが存在しています。いちばん有名なワディ・ラムはサウジサラビアに近いあの辺りです。
サウジアラビアに行く予定はないのですが、紅海沿岸をヒジャーズ、内陸部をナジュドと呼ぶそうなのでメモっておきました。
おわりに
ということで、今回はアラビア世界の地図をまとめてみました。
とはいっても、アラビア世界はまだまだ広いから、もう何枚か地図を作らないと全ては網羅できなさそうですね。
AJオリジナルの、地名がメインのありそうでなかった地図シリーズ他のもよろしくね。
イギリス編⇩
古代ギリシア地中海⇩
プロイセン編⇩
極東ヨーロッパ編⇩
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