こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はチュニジア。
こ、この国旗は!
あふれでるオスマン帝国感
チュニジアへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
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チュニジア 国旗 意味
チュニジアの国旗の歴史は古く1831年に制定されています。1881年よりフランスの植民地となりますが、1957年の独立の際に以前の旗を復活させる形で採用となりました。
フランスの植民地になる以前から決められていたんだね。
アフリカは植民地からの独立時に制定された国旗が多いですが、これはやや珍しいですね。
赤地に中央の白い円に三日月と星は古くからのイスラム教の象徴であり、幸運のシンボルでもありました。赤い色はオスマン帝国時代の名残になります。
また、三日月の解釈には、古代都市国家カルタゴを建設したフェニキア人の美の女神タニスを象徴するという説もあります。そういえば、三日月=イスラムは意外にもトルコ起源なんですよね。
というか、そのまんまだよね。
一応トルコ(オスマン帝国=現在)の国旗がこちら。
コイツは、見間違えるぜ
チュニジアとオスマン・トルコの関係
チュニジアは、16世紀以降オスマントルコ帝国の統治下に置かれていました。その後、19世紀初頭に自治権を確保し、その自治権の現れとして当時のチェニス総督フセイン二世がトルコ国旗と若干異なる意匠の旗をチェニスの旗として採用したのだそうです。
当時のチュニジアは王国ではなく侯国だったので、少しでも権威を高めようと帝国の旗に寄せたのかもしれません。(AJ予想)
ちなみに、オスマントルコ帝国のイスタンブールから糾弾を受けたそうでうが、結局、意匠は変更しなかったそうです。
まとめ
今回はチュニジアの国旗の意味を調査しました。
思っていた以上にトルコにクリソツでしたね。
個人的には、それ以前のカルタゴと結びつける解釈が面白いと思いました。
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