イスラム圏を旅する時に聞こえてくるアイツのお勉強。

ヨルダン:ミナレットと熱気 中東

こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

いや〜。コロナやばいね。もう1ヶ月半ちかくヨルダン引きこもりだよ

太陽の精
太陽の精

ブログが捗るね

だるま©
だるま©

アクセスは伸びないけどね

それがそうと、一ヶ月半にもなると、そろそろアイツも聞き慣れて来てしまいました。そう、アザーンです。今日も、朝はアザーンに起こされ、夜はアザーンにそろそろ寝ろと言われている気分になります。

モスクから、お祈りの言葉が流れてるってことぐらいは知っていましたが、せっかくなのでもう少し詳しく調べてみることにしました。

イスラム圏への旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!

アザーン 基礎知識

アザーン(اذان adhān)は、イスラム教における礼拝への呼び掛けです。ユダヤ教のラッパ、キリスト教の鐘と同じような役割をしているが、肉声で行われることに特徴があります。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

そろそろ礼拝始めるよ〜、って合図なんだね

アザーンはあくまで呼びかけであって、お祈り(コーランの朗誦)ではないので気をつけましょう。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

ろ、朗誦?

なまはげ
なまはげ

ろうしょう、な。意味は朗唱と同じだぞ。(声高く唱える事)

アザーンの習慣は、ムハンマドの時代にすでに定められ慣行(スンナ)としてイスラム教徒に守られてきました。 アザーンの唱句は宗派や地域によって変化を遂げつつ、7世紀の半ばに定型化しました。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

ムハンマドさんの頃からある習慣なんだね

礼拝(サラート) 解説

さて、アザーンによって集められる礼拝ですが、一日に5回行われます。そして、意外と知らないことに、礼拝の時間は日によって異なります。

礼拝時間は太陽の動きで決められています。最初の一回目は、日の出の時刻によって決まっているので、先程のツイッターのように4時台に爆音が鳴り響くことになります。詳しくは、

  • ①夜明け前(ファジュル):夜が明け始めてから日の出前まで
  • ②正午(ズフル):日が最も高い位置になってから午後の礼拝まで
  • ③午後(アスル):物の影が本体と同じ長さになった時から日没まで
  • ④日没時(マグリブ):日没直後から夜の礼拝までに行う
  • ⑤夜(イシャー):日没後の残照が完全に消えてからファジュルの礼拝まで

朝一番の”ファジュル”は明け始めてから日の出までに行わなければいけないのです。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

なかなかタイトなスケジュールだね

ムアッジン 解説

アザーンを唱えている人をムアッジンといいます。もちろん、ムアッジンに選ばれるには、きちんとした模範的なムスリムでなければならず、ムアッジンに選ばれることは功徳であるとされています。

ちなみに初代ムアッジンを努めたビラール・ビン=ラバーフはかなりの偉人として敬われているそうですよ。

毎朝、彼らが唱えているその言葉の意味は

『アッラーは偉大なり・アッラーの他に神は無しと私は証言する・ムハンマドは神の使徒なりと私は証言する」・いざ礼拝へ来たれ・いざや救済のため来たれ・礼拝は睡眠にまさる・アッラーは偉大なり・アッラーの他に神は無し』

といった意味だそうで、コレを3〜4分かけてゆっくり唱えます。ちょっと独特な節回しがありますね。厳格なイスラムでは音楽は官能的快楽として禁止されているけれど、アザーンを節を付けて唱えるのは、音楽ではないとしてセーフ何だそうな。

おわりに

今回は、イスラム圏には欠かせないアザーンについて調べました。

 

AJ(nobu)
AJ(nobu)

毎日、時間が違ったんだ。気が付かなかった

ムスリムの人にとってはもちろん大切な合図ですけど、旅人にとっては教会やお寺の鐘の音と同じように、その国の空気感を感じられる音の景色ですよね。

 

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