こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。今回は、イギリスの通貨事情です。
正直、すこしでも経済関係に明るい人からしたら常識かも?
てゆーか常識レベル?
イギリスへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
イギリスには単位が2つ!
海外には通貨の単位が複数ある国もありますよね。例えばドルにはセントがあります。
イギリスのポンドに対してあるのがp!!
イギリスのスーパーで買い物をしていて、バナナ一本25pって書いてあって、え?25ポンド?って驚きましたが、イギリスでpと書いてあれば、それはペンスなんですね。
後で調べて知りました(笑)
言われれば、なるほどなー、聞いたことあるなー、って感じですがイギリスに来たばかりでポンドっていう単位しか頭になかったのでスーパーでプチパニックになりました(笑)
ペンスとは?
ペンス(Pence)ってじつは複数形の呼び方で、正しくはペニー(Penny)というのが英国の下位通貨単位になるそうです。現在の体系が決まったのは1971年で、100ペンスで1ポンドなので計算は簡単です。
でもそれ以前は、12ペンスで1シリングであり、240ペンス(20シリング)で1ポンドだったらしい。
時代が変わってよかったね
昔のままだったら、頭こんがらがってたね
ここが分かりにくいんじゃ!ポンドもペンスもPじゃん!
さて、一つだけ文句を言いたいのは通過を表す単位です。
ペンスは25pのように、最後にpをつけて表すんですが
そもそもポンドも頭文字Pじゃん!
と突っ込みたくなりますよね。僕はなります。
では、ポンドの単位はというと “£” になります。
これLじゃん!ぜんぜんポンドじゃないし
これはかつて、ポンドが “libra” という名称(ラテン語で天秤の意味)であったことに由来するそうです。 “L” の筆記体からきた “£”がマーク になったとか。う〜ん、納得できるよなできないような。
ペンスの由来
ちなみに、ペンスのほうの通貨名は、古代の銀貨の質量に由来します。8世紀にフランク王国のドゥニエ貨幣にならって1ペニーウェイトの銀貨を鋳造したのがそのはじまりとされています。
イギリス通貨エトセトラ
ポンドは、第一次世界大戦後にアメリカのドルに取って代わられるまで、世界で最も信用の高い国際通貨でした。
イギリスの通貨はポンドとは別に、スターリングシルバーという言葉で呼ばれることがあります。スターリングシルバーはもとも純度92.5%の銀の呼び名で、イギリスの銀貨もこれと同じ銀含有量92.5%で作られていたことに由来するそうです。
純銀だと意外と硬度がないらしくて、92.5%の銀に7.5%の銅を加えて合金にしていたそうです。
この品位925(92.5%)の銀が使われるようになったのは、ノルマン朝初代のウイリアム1世(在位1066年~1087年)の時代だそうで、その後に銀の鋳造を担当していたのが「スターリング家」だったから、たまにポンドのことをスターリングシルバーと今でも呼ぶそうになったとか。
歴史由来の名前は、まったく想像付かない呼ばれ方をしてたりするよね
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