こんにちわ。現在ウクライナの首都キエフを旅しております、AJ (nobu)です。このキエフには、世界遺産の聖ソフィア大聖堂がありますね。
はて、聖ソフィア大聖堂?トルコにもあったような。。てか、ブルガリアにもあったよね。
いったい、いくつあるんだ聖ソフィア大聖堂!今回は、聖ソフィア大聖堂をピックアップ。豆知識をつけて、旅をもっと楽しみましょう!
トルコ、ブルガリア、ウクライナ、ロシア、ベラルーシへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
聖ソフィアって誰なのさ。
いや、人じゃないでしょ。ソフィアは知識って意味でじゃないの?
おぉ、珍しく先に答えを
これでも哲学(フィロソフィー)やってたからね。
愛(フィロ)+知(ソフィア)で、”知を愛する”学問。その意訳が哲学なんだ
と、自分で答えた設定にしておきながらアレですが、きちんと調べたので補足を。
ソフィアは、古代ギリシア語で、智慧・叡智を意味するソピアー(Σοφια)より派生した言葉です。ソピアーは女性名詞であるので、女性の名や都市の名、建造物などに使用されることが多いです。ラテン語ではソフィア、フランス語ではソフィー (Sophie)、ドイツ語ではゾフィー (Sophie) となります。また、ソニア (Sonia) も同起源の名前です。また、キリスト教の殉教者に聖ソフィアという人もいます。
へー、ソニアって名前もソフィアから変化した名前なんだ
よく、海外の人の名前には日本の名前みたいに意味がない、っていうけど、親御さんはきちんと語源とか考えて名付けてるからね
聖ソフィア大聖堂 いくつある
それでは本題の建物の話に移ります。
聖ソフィア聖堂(アギア・ソフィア聖堂)は、叡智すなわち”神を記憶する”といった意味合いを持つ名前の聖堂です。そのため「神の聖なる叡智の神殿」と訳されることが多いようです。
最も有名なものは、やはりトルコ・イスタンブールの聖ソフィアモスク(アヤソフィア)でしょう。
532年から537年にかけて東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世の命によって建設されたもので、1520年にセビリア大聖堂が完成するまで、世界最大の大聖堂の地位を実に1000年近く保っていました。
いやぁ、見事だつたよね
あんた、入場料ケチって中入ってないやろ
やめて。それは、割とガチに後悔してるから
また、その他にキエフ・ルーシ時代に造られた3つの聖ソフィア大聖堂が有名です。
一つは、ウクライナ・キエフ。
こちらは1037年建築。周辺のキエフ・ペチェールシク大修道院とともに世界遺産に登録されています。名前は、上のアヤ・ソフィアにあやかって付けられたそうです。
今日見てきたやつだね
お次は、ロシア・ノブゴロド。
1045年-1050年に建てられました。命名はキエフにある同名の大聖堂の荘厳さの再現を願ったウラジミール公の望みの表れとされています。世界遺産。
もう一つは、ベラルーシ・ポロック
原型は1044年に建てられたもので、ラルーシ最古の教会です。
ほぼ同時代にキエフ・ルーシが3つも大きな教会わ作ったんだね。
それだけ国をまとめたかったのかもな
また、他にも聖ソフィアの名を関する教会は各地にあります。
- 聖ソフィア大聖堂 (ヴォログダ)
- 聖ソフィア大聖堂 (ハルビン)
- 聖ソフィア聖堂 (ネセバル)
- 聖ソフィア聖堂 (ソフィア)
- アギア・ソフィア聖堂 (テッサロニキ)
- アギア・ソフィア聖堂 (ミストラス)
- アギア・ソフィア聖堂 (トレビゾンド)
なんだか、スタンプラリーでも出来そうな勢いだな
おわりに
今回は、聖ソフィア大聖堂をまとめてみました。やはり、イスタンブールのアヤ・ソフィアにちなんで名付けられたものがほとんどのようですね。また、東ヨーロッパ、正教会系の教会がほとんどです。これはやはりビザンツ帝国の影響が強かった地域ということと、正教会が、三位一体説のロゴスを重視していた事のあらわれでしょうか。
それでは。
中に入らなかったのマジで悔やまれる。
まぁ、長く旅してればそういう事もある