ロシア革命　ポイントをおさらい。

こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。

今回は、ロシア革命の流れをおさらい。高校の時にやりましたけど、すっかり忘れちゃってますよね。せっかく、ロシア第一革命の舞台オデッサに滞在中なので、今回は革命の歴史を少しおさらいしました、

ロシア、ウクライナ、への旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし！

ロシア革命　解説

ロシア革命とは、1917年にロシア帝国で起きた2度の革命のことを指す名称です。狭義には特に史上初の社会主義国家樹立につながった十月革命のことを意味していて、また逆に、広義には1905年のロシア第一革命も含めた長期の諸革命運動を意味することもあります。

ロシア革命　時系列

第一波

1905年、血の日曜日事件によって始まったロシア第一革命は、1907年6月にストルイピン首相のクーデタで終息した。労働運動や革命運動は一時的に停滞し、革命家は西ヨーロッパへと逃れた。

• 血の日曜日事件・・・ロシア帝国の当時の首都サンクトペテルブルクで行われた労働者による皇宮への平和的な請願行進に対し、政府当局に動員された軍隊が発砲し、多数の死傷者を出した事件

ちなみに1905年内の流れは。

1月、血の日曜日事件⇨5月、日露戦争集結⇨6月、戦艦ポチョムキンの反乱と続きます。

第二波

1912年、バイカル湖北方のレナ金鉱でストライキ中の労働者に対して軍隊が発砲し、多数の死者が出た（レナ金鉱事件）事件に伴い全国に抗議ストが広がり、労働運動は再活性化へと向かった。第一次世界大戦が勃発すると愛国主義が高まり、労働運動はいったん落ち着いたが、戦争が生活条件の悪化をもたらすと労働運動は復活した。また、帝国側では権力の中心にいた怪僧ラスプーチンが暗殺されるなど、内部崩壊が進む。

第三波

第一次世界大戦のまっ只中で国民生活が貧窮した結果、ロシア第二革命といわれるものが1917年に起こります。

• 2月革命・・・パンを求めるデモが、ストライキとなり、最終的に皇帝による治世を認めない臨時政府が成立します。しかし、この臨時政府はロシア国内のブルジョワによるものでした。この時点でロマノフ朝の歴史に幕が降ろされます。
• 4月テーゼ・・・国外追放されていたレーニンがロシアに帰ってくる。その際、ブルジョワによって構成された臨時政府を認めず、対立姿勢を指名したテーゼを発表します。
• 十月革命・・・ブルジョワからなる臨時政府を倒して、真の労働者による政治プロレタリア独裁を実現しようとするボリシェヴィキ(グループ名)が力をつけ始めます。レーニンに指揮されボリシェヴィは、軍隊の一部が同調することによって、臨時政府との闘争に勝利し、世界史上初の社会主義政権を樹立しました。

こうして、社会主義政権というものが地球上に誕生しました。

ロシア革命　豆知識

「二月革命」、「十月革命」は当時ロシアで用いられていたユリウス暦における革命勃発日を基にしており、現在一般的に用いられるグレゴリオ暦ではそれぞれ「三月革命」、「十一月革命」となります。

本日は、ロシア革命記念日だそうです。十月革命のあった日ですな。

旧ソ圏のウクライナなうですが、特に祝日ではない模様。まぁ当然か🤔#ウクライナ🇺🇦オデッサの階段#ジョージア🇬🇪スターリン人形#キルギス🇰🇬レーニン像

3枚目は #旅人あるある
“銅像と同じポーズやりがち”#旅の写真展#歴史 pic.twitter.com/HFBuLgDe41

— AJ (nobu) (@AjNobu) November 6, 2019

まとめ

ウクライナのオデッサについてから調べ始めたロシア革命。こんなにも長い期間の出来事だとは知りませんでした。そう考えると、第一革命のころはまだ革命の初期も初期。戦艦ポチョムキンが無念の最後を迎えることになるのも納得できますね。いつだって、犠牲になった先人たちの上に大きな出来事が起こるということでしょうか。

その後の、ソ連の広がりも近いうちに記事にしたいでね。

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