#179 フィレンツェ観光 ウフィツィ美術館編【イタリア】

イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館:彫刻と天井画 旅の道しるべ

今回のあらすじ

フィレンツェの街ブラを終えたAJ

世界随一の美術館であるウフィツィ美術館を訪ねる

(旅した時期・・・2021年 7月ごろ)

ウフィツィ美術館 散策

フィレンツェに来たら外せない、ウフィツィ美術館に行きますよ!

AJ(nobu)
AJ(nobu)

外観の写真撮ってなかったので、チケットの写真を

イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館:チケットと入り口

ウフィツィ美術館は、イタリアの美術館の中では質量ともに最大で、ヨーロッパの近代美術館としても最古の部類で、その一部は1591年から公開されていたそうです。

太陽の精
太陽の精

美術館自体が、歴史的に意義がある美術館なんだね。

イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館:彫刻と天井画

美術館の内部の見どころは、絵画の展示だけではありません。

ほぼ全ての通路がこんな感じで、彫刻と天井画で装飾されています。

イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館:天井画のグロテスク

この細密画のような天井は、グロテスク様式の天井、と言うようです。

もともと「グロテスク」はルネサンス期の美術様式の一種で、豪華な装飾の小さいモチーフを密に配置したものになります。

神官さま
神官さま

それが転じて、文学の領域で”共感と嫌悪感の双方を抱かせるような人物”に使われるようになり、さらに転じて”残虐的な”や”生理的嫌悪感を発生させる”と言った意味の日本語として定着したんだそうな。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

はえー、勉強になります

イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館のグロテスク

正直、天井を見ながら歩いているだけでも楽しいです。

定番の作品&個人的なお気に入り

それでは、ウフィツィ美術館に展示されている作品たちを見ていきましょう。

絵画:イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館のボッティチェリのビーナスの誕生2

まずは、ボッティチェリの”ビーナスの誕生”

見たことない人いないレベルで有名な作品ですね。

太陽の精
太陽の精

サイゼリアにあるやつ!!

絵画:イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館のボッティチェリのビーナスの誕生

お次は、同じくボッティチェリの”春”。”プリマヴェーラ”とも呼ばれています。

イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館で春を見る人々

個人的なお気に入り作品たち

それでは、個人的に気に入った作品の紹介です。

絵画:イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館:ヤコポ・ツッキの『黄金時代』

まずはヤコポ・ヅッキの『黄金時代』。

ヅッキは1541年の生まれで、ルネサンスではかなり後期。むしろその後のマニエリスムの時代の画家です。

ふわっとしたタッチと、空の色づかいがいいですね。

絵画:イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館:ミケランジェロの”人間の生命の夢”の模写フランチェスコ・デル・ブリナ

お次は、フランチェスコ・デル・ブリナの『人間の生命の夢』。

実はこの作品、ミケランジェロの作品の模写だとか。

箱の中に入っているたくさんの顔が想像力を駆り立ててくれて好きです。

絵画:イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館:ピエロ・ディ・コジモのペルセウスのアンドロメダ救出

次に紹介するのはピエロ・ディ・コジモの『ペルセウスのアンドロメダ救出』。

ペルセウスとアンドロメダということは、中央のよくわからない怪物はケートスでしょう。

星座に出てくる”くじら座”のアイツですね。確かに似てる。

絵画:イタリア:フィレンツェ:ウフィツィ美術館:リッピの聖ヒエロニムス

最後に紹介するのは、フィリッピーノ・リッピの『聖ヒエロニムス』。

聖ヒエロニムスは4世紀後半のキリスト教の聖人で、聖書をラテン語に翻訳した人物です。

ちなみにフィリッピーノ・リッピのお父さんが、フィリッポ・リッピといって、ボッティチェリのお師匠様。息子のフィリッピーノ・リッピは逆にボッティチェリに習ったそうです。

フィリッピーノ・リッ

ガリレオ博物館

ウフィツィ美術館の隣には、ガリレオ博物館もあります。

イタリア:フィレンツェ:ガリレオの胸像

でました、ガリレオ・ガリレイさんの胸像です。

近代科学の父とも呼ばれる人ですね。ピサにも銅像がありましたね。

イタリア:フィレンツェ:アントニオ・サントゥッチの渾天儀2

ここの目玉は、なんと言っても、こちらのアントニオ・サントゥッチの渾天儀。

あまりに感動したのか、珍しく当時リアルタイムに記事を書いていました。

イタリア:フィレンツェ:アントニオ・サントゥッチの渾天儀

デカイだけじゃなくて、本当に細かいのが魅力です。

イタリア:フィレンツェ:渾天儀の中に見える地球儀

日本が描いてあるか気になって、頑張って撮影したけど、おそらくないかな。

他にも、大きな世界地図の展示や・・・

イタリア:フィレンツェ:科学館の昔の世界地図

さまざまな観測機の展示・・・

イタリア:フィレンツェ:科学館の昔の望遠鏡

そしてなんと、ガリレオ・ガリレイ本人の右手の中指が展示されていたりします。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

うぉぉ、ちょっとグロテスク

イタリア:フィレンツェ:ガリレオの親指と人差し指と歯

おわりに

ということで、フィレンツェ滞在記、美術館・博物館めぐりのお話でした。

次回は、イタリアの内部にある小国家、サンマリノへの訪問です。

つづく⇨

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