こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。今回は、フランス最初の英雄、とも言われるウェルキンゲトリクスさんをご紹介します!!
名前がかっこいい!!合格
何がですか
フランスへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたのフランス旅も深まること間違いなし!
フランスの英雄 ウェルキンゲトリクス
あらためまして、旅人です。先日ガリア戦記について調べていた時、絵画にものすごくカッコよく描かれていた彼ですね。
気になったので、ついでに調べたところ、あのカエサルを最後まで困らせた戦士であったことがわかりました。また、まだ、フランスという国がない頃ですが、ローマからの侵略に最後まで抵抗した彼は、フランス最初の英雄とも呼ばれているそうです。
ウェルキンゲトリクスの一生
時は紀元前50年ころのお話。当時イケイケだったローマの、その中でもさらにイケイケなカエサル(当時はまだ駆け出し)の時代。
父がガリア諸部族をまとめ上げている途中で暗殺されてしまい、20歳前後で族長となったウェルキンゲトリクスくん。父親の跡をついで統率の執れていなかったガリア諸部族をまとめ上げて対ローマ統一部隊を組織します。
その後は、ガリア各地でゲリラ戦やローマ軍の兵站線の寸断、焦土作戦などを展開し、ローマ軍を苦しめたといいます。短期的にはローマ軍に勝利したこともあったとか。
しかし、最終的にはガリアの都市アレシア(現在のディジョン)に追い詰められ、ローマ軍に包囲されてしまいます。その後、突破作戦を決行するも失敗し、部下達の保全を条件についに降伏、投降したました。
文字だけで伝わる勇猛ぶり。絵画でもどっちが主役だかわからん感じよね
その後、ウェルキンゲトリクスはローマへと送られ、6年間トゥッリアヌムに投獄された後、カエサルの凱旋式が行われた際に処刑されました。カエサルは基本的に敵に回った人間でも処刑することがなかったとされますが、若くしてガリアの諸部族をまとめあげて、しばしばローマ軍を打ち破った彼に対してだけはそうはいかなかった模様です。
戦いに生き戦いに死んだんやな
フランスのヒーロー
そして、時代が移り国家や民族運動が盛んになった頃、やはり彼も英雄として再評価されるようになっていったのだといいます。あのナポレオン3世によって彼の銅像が建てられたり、現代ではフランス産コミックのモデルになっていたりもするそうです。
ナポレオンより、はるか昔に、フランスには偉大な英雄がいたんですね。
フランス行ったら銅像見なきゃ
もっとやることあるでしょうが
フランス旅行その前に!!
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