どうも、旅人です。ガンバって美術の歴史を記事にまとめております。。。
超ざっくりとした前回に続いて、各時代をやや詳しめに見ていきます。今回は古代芸術編!
旅をする時に少しでも楽しみが増えてくれればなぁ、と思います。
旅 芸術 歴史
あらためまして、AJ(nobu)です。只今モルドバ滞在中。今回はルネサンス以前の美術史をざっくり記事にしてまとめますよ。
美術なんてわからんし、という旅人の多いこと多いこと。
そんな旅人が、旅情報を求めて彷徨った先に、このブログが有ることを祈って記事にしますよ。
今回のざっくり
ギリシア芸術(ヘレニズム)
ローマ美術⇨初期キリスト教美術
ビザンチン美術(ロマネスク・ゴシック)
今回の3行はこちら!!それでは、いっこづつ見ていきましょう。
古代美術 ポイント
さて、古代美術です。古代っていつ?とりあえず今回は、キリスト教以前を古代、以降を中世としましょうか。なので、上で話した、”⇨”より前が古代です。
古代美術の流れは以下のようになってます、それではどうぞ。
①ギリシアの美術 :石像とかわりかしリアルに作れてた。絵はそこそこ。
☆BC4c:アレクサンドロス大王のアジア進出=アジアの美術が流れてくる
②ヘレニズム美術:アジアの文化が流入して、ポーズとかカッコよく意識するのが流行る 。
わかりやすいのは、こちらの”ラオコーン像”。たしかにポーズとかかっこいいですね。
☆しかしヘレニズムの後にギリシアは衰退。時代の中心がローマへと移る。(参考:BC150くらいにローマがギリシア連邦を撃破する。)
③ローマ美術 :ヘレニズムを継承、というか下手なりに真似する。
ローマ人が戦争に勝ちまくり、地中海文化の中心となっていきます。そんな時代の中心ローマ人ですが、芸術技術は未だ未発達でした。脳筋的な感じでしょうか。ギリシアから渡ってきたヘレニズム芸術を模倣した作品が多かったりします。
こんな感じです。
美術史とは言いますが、世界史の大きな流れとリンクしているのがわかりますね。
- 紀元前4世紀のアレクサンドロス大王のアジア征服。
- 紀元前1世紀のローマの躍進。
この2つによって、美術の歴史も大きく動いたということです。また、当時の芸術は絵画よりも彫刻が主流だったことも覚えておきましょう。たしかに彫刻はめちゃくちゃ上手なイメージありますよね。
中世美術 ポイント
そして、時代は中世へ。ここでも世界史とリンクして、4世紀(313年)のキリスト教国教化がカギになってきます。
☆ローマが躍進を続け、ローマ世界がヨーロッパ全土に広がる。しかしながらゲルマン民族などの芸術技術は、(以下略)
☆また、技術の進歩で石像より絵画が芸術の中心へなっていきます。
④初期キリスト教美術 :例のアレ
⑤ビザンティン美術:派手な例のアレ
代表作はこちら”ウラジミールの聖母”。描かれた時代としてはもう少し後世なんですが、わかりやすいビザンチン美術です。
宗教画ですし。彫刻じゃなくて絵画ですし。こういうの初めてな民族も多いですし。と、色々言い訳したくなる、中世初期の西洋芸術。そんな時代と様式が1000年くらい続きます。なげぇ。
そんな中でも、ビザンツ期も後半に差し掛かると成熟した様式や時代の流行りが出てきます。それが、ロマネスク様式とゴシック様式です。
⑥ロマネスク美術 ⇒10世紀〜:”ローマ風の”という意味で、ちょっと小洒落た建築とかが増え始めます。ステンドグラスなんかもこの時期の発明。小奇麗な修道院とかなイメージです。
⑦ゴシック美術 ⇒12世紀〜:”ゴート人の”という意味で、後世のイタリア人が”古臭い=中世っぽい=ゴート”という意味合いで呼び始めたのだとか。要するに、後の世代から見たら”The中世”みたいな文化のことです。上記のロマネスクと比較して、大教会で、塔、アーチ、石、ババーン!!みたいなイメージです。
まとめ
今回は、ルネサンス以前の芸術を学びました。
どうです?少しは参考になりましたか?
まぁ、ゼロよりはマシかな
次回は、ルネサンス期をまとめる予定ですので、そちらの記事もあわせて夜惜しくお願いします。