夢をつかめ!北米発のお守り・ドリームキャッチャー!!

アンマン:カフェのドリームキャッチャー 北米

こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。

なんだか、久しぶりの豆知識記事になります。

太陽の精
太陽の精

だいぶ、さぼってたもんね〜

AJ(nobu)
AJ(nobu)

ネタのストックは、してたんだけどね。一度、更新が止まると、なかなか重い腰が上がらなくなるよね

ということで、旅日記記事・海外アーティスト記事と再開させたので、ようやく海外豆知識記事も再開です。

まぁ、まずは慌てずに豆知識記事も週に一回くらいのペースでやっていこうと思います。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

再開一発目は”ドリームキャッチャー”です!

太陽の精
太陽の精

わぁ、なんか見たことある〜〜

ヨルダンのカフェで、たまたま大きなドリームキャッチャーを見かけたときに、ちょっと調べてみたのがきっかけでした。てっきりアフリカあたりが起源だと思っていたら、意外や意外、北米が起源のお守りでした。

魔除けとか、お守りとか、この辺の話って面白いですよね。

前には、星印に纏わる話をまとめて調べたりしましたね⇩

アメリカへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!

ドリームキャッチャー 由来

ドリームキャッチャーとは、北アメリカの少数民族オジブワ族に伝わる魔除けのお守りです。

彼らの中ではアサビケシン(asabikeshiinh)と呼ばれていて、蜘蛛を意味します。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

なるほど、蜘蛛の巣に見立てて作られたお守りだったんだね。

蜘蛛の巣に見立てたお守りが、悪夢を捕まえて、防いでくれる魔除けのお守りです。

てっきりドリーム(夢)をキャッチ(かなえる)ためのお守りだと思っていました。

そういえば、お守りって基本的に守備的ですよね。ヨルダンによくあった”ファティマの目”なんかも、そうでした。”おっしゃー、夢叶えたるで〜!”的な発想は近代的なのかもしれませんね。昔はきっと、生きてるだけでそれは幸運なことで、病や事故が降りかからないようにお祈りするのが基本だったのかもしれません。

太陽の精
太陽の精

日本だって”お守り”っていうくらいだもんね。

更に言うと、現地だと、ゆりかごやベッドなど、寝るところに備え付けられることが多いみたいです。まさに、悪夢よけにピッタリの使い方です。日本だと車とかが多いですよね。まぁ、もしかすると居眠り運転を防いでくれるかもしれませんので、それはそれでありかもしれませんね。

画像:本物のドリームキャッチャー・アメリカ

1960年代から70年代にかけての、いわゆるヒッピー文化やネイティブ主義のシンボルとして使われ始めたことから、世界的にも知られるようになりました。ドリームキャッチャーの名前がつけられたのもこの頃です。今では、インテイリア兼お守りとして、世界的に人気なアイテムになっているのです。

オブジワ族 について

画像:オジブワ族の様子・アメリカ

せっかくなので、オブジワ族についても、少しお勉強しておきましょう。

アメリカからカナダにかけての地域に多く暮らしている民族で、もともとの母語はオブジワ語、2010年の調査ではアメリカだけで17万人もいるそうです。

画像:オブジワ族の分布・アメリカ・カナダ

アメリカではナバホ族、チェロキー族、チョクトー族、スー族に次ぐ、五番目に多いネイティブアメリカン、カナダではクリー族に次ぐ二番目に多いネイティブ・アメリカンです。

AJ(nobu)
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こうして聞くと、かなりの人数がいるんだね。

ドリームキャッチャーの他にも、独自の神話や、白樺の木で作ったカヌーやスキー(スノーシュー)、スノーシューでの踊りなど、の文化を持っていました。

ほとんどは、今どきなアメリカ人として暮らしているそうだけど、なんとか文化を残そうと活動しているグループもあるみたいです。

蜘蛛のおばあちゃん の神話

実はドリームキャッチャー意外にも、蜘蛛は多くのネイティブ・アメリカンの神話に登場するモチーフです。

ホピ族やナバホ族では、Spider Grandmother(蜘蛛ばあちゃん)と呼ばれる民話が残されています。

その民話では、地下に蜘蛛のおばあちゃんと呼ばれる大きな蜘蛛が澄んでいていて、人々に薬の作り方や、困難に打ち勝つ知恵を教えてくれるとか。。。。

具体的には

  • 世界ができたばかりのときに、人々に土鍋の作り方を教えてくれた
  • 迷子の女の子をコヨーテを使って探してくれた

なんて物語が残っています。

彼らの中では、蜘蛛は知恵の象徴でもあるんですね。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

あ、怖い人かと思ったら、めっちゃいい人だった。

太陽の精
太陽の精

ヨーロッパにはアラクネ、日本には土蜘蛛や女郎蜘蛛なんて伝承があるよね

おわりに

ということで、今回はドリームキャッチャーについて、少し深堀りしました。

日本でも、馴染み深いアクセサリですけど、アフリカや南米じゃなくて、北米のネイティブ・アメリカン(インディアン)由来だったんですね。

アメリカの赤い大地を旅するときは、ぜひともドリームキャッチャーをリュックにつけて旅がしたいものですね。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

旅以外でも、日本の街角で見つけたときに、ぜひともこのブログで仕入れた豆知識を披露してみてくださいね。

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