旅をしていると、銅像、彫像、金ピカの像、いろいろ出会います。
でも、そんな時、名前をみてピンとくることは少なくて、だいたいの場合は・・・
ふ〜ん、で、何した人?
って、なっちゃうんですよね。ここで出会ったのも何かの縁、と宿に帰ってから調べたりするのもよくあること。彼らは銅像や彫刻になっているくらいだから、日本では有名でないだけで、みんなすごい人たちなんですね。
ということで、旅で出会った彫刻を調べるシリーズ記事です。
今回はペルーで出会った、パチャクテクさんを記事にしました。
いったい、どんなことをされた偉人なのでしょうか。
パチャクテク とは
パチャクテクは、ずばり、インカ帝国の初代皇帝です(在位1438年-1471年)
そもそもインカ帝国という言葉は、自称で用いられたことがないらしく、タワンティン・スウユというのが正式名称です。
へー、そうなんだ
もともとパチャクテクさんは、クスコ王国の第九代目の皇帝だったそうです。ケチュア語で皇帝をサパ=インカと呼ぶそうで、それがこの文明をインカ帝国と呼ぶ事になった語源になります。
このパチャクテクさんが、クスコ王国を大きくして、クスコからみて東西南北を広大に支配したので、国名をタワンティン・スウユというそうです。タワティンは4、スウユは州という意味なんです。
クスコ王国→インカ帝国に進化したわけだね
ちなみにパチャクテクという名前は”世界を震撼させる者”、”世界を造り変える者”という意味だそうです。
なんだか、すごい名前
ちなみに異名は”アンデス山脈のナポレオン”と呼ばれることもあるそうです。
ちなみにクスコにある遺跡サクサイワマンや、あの有名なマチュピチュ遺跡も、彼の時代に建設された遺跡だそうです。パチャクテクは、太陽信仰を推し進めた初めての王様でもあったそうです。
南米といえば太陽、これも彼が始めたことだったんですね
パチャクテクのいる街 クスコ
そんな、パチャクテクさんの銅像がある街クスコ。
先程のとおり、パチャクテクさんとクスコの関係は語るまでもなく、クスコが王国だったときの王様です。
ちなみにパチャクテクが建てたというマチュピチュ遺跡の近くにあるマチュピチュ村にも、パチャクテクさんの銅像があります。
おわりに
今回は、クスコで見つけた、パチャクテクさんを調べてみました。
まさかの、クスコの街を南米の帝国にした超英雄でしたね
ペルーでは、もっとも偉大な国民的英雄。名前、忘れないように!
ペルー旅行その前に!!
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