こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はオマーン。
オマーンは行ったことが無いのですが、今、中東の中では一番行ってみたい国です
オマーンと言えば、実は王族に日本人とのハーフの方がいたり、東日本大震災の時はかなり支援をしてくれたり、あまり知られていませんが、なにかと親日的な国なんですよ。
オマーンへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
過去の国旗シリーズの記事はこちらから⇨こちら
オマーン 国旗 意味
ということで、オマーンの国旗がこちら。
見覚えは、正直あまりありませんね
左側が赤地に白の国章となっており、真ん中から右は、赤・白・緑の三色旗になっています。
三つの色はそれぞれ、赤は国防を、白は平和を、緑は豊かな農作物と繁栄を意味しているそうです。
とはいえ気になるのは、国章ですよね。詳しく見ていきましょう。
オマーン 国章
こちらが、国旗にも描かれているオマーンの国章です。
これは、2本の交差した剣の上に、ハンジャルというオマーンの伝統的な”くの字”の剣が描かれた図なんだそうです。
この国章はなんと1746年から使われていて、そもそも今のオマーン王朝であるブーサイード朝は1741年から存続している、世界的にも長い王朝となっています。
へー、そんな古株の王国だったんですね
このシンボルは、オマーン王国の国王であるスルタンの権威をあらわすシンボルとして、大切に使われてきたそうです。スルタンの称号を使っているのは、今ではオマーンとブルネイの2カ国だけなんだとか。
一方クウェートやUAEの指導者たちはアミールという称号を使っています。
イスラム文化圏にもいろいろ称号がありますね。
スルタンは、もともとイスラム教の指導者であるカリフから任命された、ヨーロッパにおける皇帝みたいなポジションでした。アミールはもとは司令官という意味でしたが、司令官が一国の自治をまヵされることも多く、今では首長と訳されることの多い称号です。
どちらも今では、元の意味はなくなり、国の指導者を示す称号として使われているみたいです。
謎の武器 ハンジャル
で、こんな90度に曲がった剣ほんとにあるの?と思ったあなた。
あるんです。
抜けるの?
一応、だいぶ昔から儀礼用の剣でほぼアクセサリーらしいです。
まとめ
今回はオマーンの国旗の意味を調査しました。
調べているとオマーンという国、そもそもイスラム教ですが、スンナ派でもシーア派でもなく、イバード派という宗派だったり、湾岸協力会議(GCC)の一員でありながらイランと仲良かったり、調べてみると面白い国でした。
でも、さすがに脱線がすぎるので、またの機会にしたいと思います
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