今回のあらすじ
フランスに入国し、トゥールーズを観光したAJ
今回の目的地は同じくフランス南西部のアルビ
(旅した時期・・・2021年 6月ごろ)
おしゃれな街 アルビ
もともとは中世に一勢力を誇った、異端キリスト教のカタリ派の街。というのが気になって訪ねたアルビ。オカルト好きなので、こういうネタは放っておけない。
世界史が好きな人はアルビジョア十字軍とか聞きおぼえないでしょうか。アルビはまさにそのアルビジョアのアルビです。
カタリ派はキリスト教なのに二元論で、この世界はサタンが造った!という教えです。最高に異端してる感じですね。
そんな歴史のあるアルビですが、なんとびっくり、今ではおしゃれな高級観光地となっています。
町は入り組んでいるけど、どこも道がきれいで、一軒一軒のお店が、やたらとおしゃれ。フランス!って感じがしました。
このブティックの看板なんて、ほんとにおしゃれだわ
路地裏もこんな感じ。
石畳が、また素敵ですね。
アルビの大聖堂
お目当ての大聖堂へ!
じつは、訪ねるまでほとんど写真を見ていなかったアルビ。
まさかこんなに立派な大聖堂だとも思っていませんでした。
いい意味で裏切られたのが印象に強く残っているので、フランスではアルビ推しになったのかもしれません。
みて!この無骨な感じ!
正式にはサント=セシル大聖堂という名前で、高さ40mの煉瓦造りの教会は、煉瓦製の教会としてはは世界最大だそうです。
もっと寄りで撮るとこんな感じ。
僕、一応約180cmなんですけど、豆粒です。
さてそれでは、入り口に向かいます。
階段ではアルビガール3人が談笑してました。なんかいい。
先ほどの階段は、正面入り口の側面にでる横道。
正面から撮り直したのがこちらです。
すっご!
やっぱりデカイ建物はいいですね。迫力があって、それだけで興奮します。
煉瓦造りだけど、こだわるところはディテールの細かい細工がされている。このコントラストがまたいいね。
ほら、なんか柱に埋め込まれている聖像も、立体的にぐわぁってなってますよ。
そして、いざ内部へ!
大聖堂の中へ!
めっちゃ綺麗!
無骨な外観とは裏腹に、内部はネイビーなダークブルーで統一された、美しい仕上がりです。
全体の色をここまで統一している教会も珍しい気もします。
一つ一つ、じっくり見てしまう美しさ。
でもやっぱり、特に天井が、濃紺の色彩が一面に広がっていて見ごたえがありました。
カタリ派は物質全部が悪由来とされ、精神の純真さこそが大切とされ、かなり禁欲節制な異端であったとされますが、同時に中心派閥の高位聖職者は神聖な知識を持つとされて、大きな権力をもっていたとか。
ここで、そんな会議もされていたのでしょうか。
オカルト好きで何気なく訪ねた教会でしたが、実際、今まで訪ねた教会のマイランキングでも、かなりTOPレベルに大好きな教会です。
おわりに
ということで、今回はフランスのアルビの様子でした。
次回はマルセイユの様子をお届けします。
つづく⇨
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