今回のあらすじ
アンドラを抜けてフランスへ到着
トゥールーズは宇宙の街です
トゥールーズ 街ブラ
トゥルーズはスペインとの国境に近いフランスの街で、規模もパリ、リヨン、マルセイユに次ぐ第4の都市になります。
特にヨーロッパにおける航空宇宙産業の中心都市として栄えています。
あの、エアバスの本社もここにあるんですよ
とはいえ、旧市街のほうは、昔ながらの町並みが残っていて、落ち着いた雰囲気でした。
こちらは、街の中心にあるサンセルナン教会です。
教会の周りには芝生が広がっていて、ピクニックしている人たちがたくさんいました。
トゥールーズでは、ヨーロッパ最大規模の宇宙博物館シテドレスパスがお目当てでした。なので早朝、さっそく駅からバスで移動です。
それにしても、トゥールーズの駅、めちゃめちゃかっこいいですね。
駅前には水路が流れていて、これがまたかっこよかったです。
シテ・ド・レスパス 観光!
ということで、今回の記事はシテドレスパス特集です。
シテ・ド・レスパスは、上の看板の通りCité de l’espaceで、Cité は英語で言うCity、l’espaceはSpace、ということで宇宙の街という名の施設です。
おぉ〜〜、なんかある!
テーマパークの入口から見える、施設の中の様子って、テンション上がってきますね。
花壇の中にもアンテナが!ロケットが遠くに見えるこの角度、いいですね!
入り口に到着すると、フランスのキッズがたくさんいます
施設の中にも外にも、修学旅行生がたくさんいました。
みんなが群がっているのは、月の石ですね。
ヨーロッパを代表する宇宙開発の先導者たちが飾られていました。
左から二番目の、ちょっと目を引く肖像の彼は、ロベール・エスノー=ペルトリ。ライト兄弟と同時代のフランスの飛行機技師です。エルロンという、現代でも使われている飛行機の羽のパタパタする部分のメカニズムを発明した偉い人です。
調べてみると、宇宙分野の研究にも熱心で1930年代にはロケットに関する論文も出していたみたいです。
世界各国のロケットの模型もありました。
後ろの地図にあるのは、ヨーロッパのロケット打ち上げ場がある、フランス領ギアナですね。
こちらは、ヨーロッパ製のロケット アリアンのそれぞれのパーツが、ヨーロッパのそれぞれのどの国で作られているかがわかる地図でした。
ボタンを押したら、そのパーツを製造している国が光ります。結構、東ヨーロッパとかが光る事もあって、アリアンロケットの低価格の秘密の一端を見た気がしました。
宇宙博物館といえば、エンジン部の展示!
こちらはアリアンロケットのエンジン、バルカン1です。
お次は宇宙服の展示です。
CCCPのワッペンがあるので、ソ連時代の宇宙服のようです。
フェイスガードが二重になっているのが面白いですね。
それでは、外の展示も見に行きましょう。
晴れてよかった。青空にロケットがよく映えますね。
ここは屋外展示の面積が広く、見どころがたくさんありました。
でも、やっぱり目を引くのが、こちら。
欧州宇宙機関ESAの主力大型ロケット、アリアン5の模型です。
全長53メートル、直径5.4メートル。
日本の主力ロケットH2Aと比べると、高さは同じくらいで、太さは一回り太い感じですね。
おわりに
ということで、トゥールーズ旅の様子でした。と言っても、ほとんど、シテ・ド・レスパスの様子でしたけど。
まぁ、実際の旅もシテ・ド・レスパス行って、すぐ次の街へ!って感じでしたので
最後に、フランスで宇宙といえば、こいつも忘れちゃいけませんね。
フランスの作家サン・テグジュペリによる『星の王子さま』。もちろん、コーナーがしっかり有りましたよ。
おみやげも!
次回は、個人的なフランスのベストプレイス、アルビの旅の様子をお届けします。
つづく⇨
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