こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はエジプト。
エジプト国旗って、実際見ると、あんまりエジプト感無いよね
個人の感想です
エジプトへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
過去の国旗シリーズの記事はこちらから⇨こちら
エジプト 国旗 意味
エジプトの国旗は、赤、白、黒の横三色の中央に金色サラディンの鷲(国章)を配した旗になります。
赤は革命で流された血、白は明るい未来、黒は革命前の暗い過去を表すといいます。またこの三色は、第一次世界大戦時のオスマン帝国に対するアラブ反乱で使われた旗と同じ色であり、汎アラブ色と呼ばれています。
汎アラブ色についてはコチラをどうぞ⇩
暗い過去を国旗に載せるってのも、なかなかないね
サラディンの鷲
金色の鷲は「サラディンの鷲」とも呼ばれ20世紀の汎アラブ主義のシンボルです。
おぉ、新しい知識だ
汎アラブ色を調べてたときには、調べ切れてなかったね
「サラディンの鷲」はもともとサラディン(サラーフ・アッディーン)が建設したカイロの城塞の西壁にあった鷲のマークになります。そこから広がり、今では一般的に、これはサラディンの象徴とみなされています。
しかし、サラディンが鷲をシンボルにしていたという証拠はこれ以外にはあまり見られず、サラディンと鷲を結び付けるのに対する疑問が呈されているそうです。
ちなみに、エジプトは一時期中央の鷲のマークを「サラディンの鷲」から「クライシュ族の金色の鷲」に代えていた時期もあるそうです。
ワシにも色々あるんだな
ちなみにコチラが、現在もエジプト国旗に描かれるサラディンの鷲。
そして、コチラはシリアの国章。こちらはクライシュ族の鷲と呼ばれるシンボルです。
左を向いてシュッとしているのが、サラディンの鷲。右を向いてワサッとしているのがクライシュ族の鷲みたいですね。
ちなみにクライシュ族はアラブ人の部族の一つで、あのムハンマドを排出した一族です。その末裔は現代でも高い地位にいることが多く、ヨルダン王室やモロッコ王室もクライシュ族の末裔なんだそうな。
まとめ
今回はエジプトの国旗の意味を調査しました。
まさか、エジプトの国旗を調べていたら、まさかの鷲知識だったね
サラディンの鷲とクライシュ族の鷲については、また別で調査してみたいね。
国章も国旗と同様に調べてみると面白いかもしれませんね。
エジプト旅行その前!知って旅行をもっと楽しもう⇨⇨コチラ