【ジョージア国旗の意味と由来】国名の由来にもなった聖ゲオルギウスって?

ジョージアの国旗 コーカサス

こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。

まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はジョージアです。

ジョージアと言うと、最近日本ではジョージア料理が話題みたいですね。旅で訪れた国が、日本で話題になっていると聞くと、少しうれしい感じがします。

AJ(nobu)
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日本帰ったら、松屋に行かねば

そんな、少し短になったジョージアの国旗を今日は見てみましょう。

ジョージアへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!

過去の国旗シリーズの記事はこちらから⇨こちら

ジョージア 国旗 意味

さて、こちらがジョージアの国旗です。

ジョージアの国旗

赤い十字が5つですね。その見た目通りに、ファイブ・クロス・フラッグ(Five Cross Flag)と呼ばれることもあるみたいです。

描かれている十字には種類があって、真ん中の大きな十字を聖ゲオルギウス十字。四隅に描かれている十字をエルサレム十字と区別するそうです。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

というか、ジョージア国旗のような真ん中に十字があって、その周りに4つの十字を並べるデザインをエルサレム十字と呼ぶそうです。

聖ゲオルギウスは、ジョージアの守護聖人であるキリスト教の偉い方。竜退治の伝説もあるそうです。というか、聖ゲオルギウスはジョージアの名前の由来にもなっています。ジョージアにとって聖ゲオルギウスがどれだけ大切な聖人かが伺えますね。

太陽の精
太陽の精

このへんはイギリス国旗の時に少し勉強したね。

エルサレム十字の図案は中世の十字軍でも使用され、その後11世紀初頭のバグラト3世の時代からジョージアで使用されだしたそうです。コーカサスをめぐる様々な権力争いがありましたが、グルジアの黄金時代にあたるタマル女王時代にも王国の旗として使用された旗だそうです。その後も争いの中で、ジョージアはこの旗を掲げたり、掲げることを禁じられたりしたそうです。

ソ連時代も独自の旗を掲げることは禁じられましたが、1990年のジョージア独立後のナショナリズムの中でこの旗もよみがえりました。2003年11月の「バラ革命」を経て2004年に新たな国旗と制定されました。この時の復活は約500年ぶりのことだったそうです。

ジョージアの古い地図

大昔にジョージアがこの旗を使っていたことを示す古い地図

ちなみに国旗に使われている白は、無垢、清潔、清浄、賢明をあらわし、赤は勇気、勇敢、正義、愛をあらわしているとされています。

まとめ

今回はジョージアの国旗の意味を調査しました。

キリスト教に対する敬虔な思いと、戦乱に巻き込まれたコーカサスにおける、ジョージアの独立性を示す歴史的な旗でもあったんですね。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

500年経て復活する旗、なんてすごい思いだね

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