こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
今回は、海外のアーティスト紹介です。
漫画、といえば我らが日本が誇る偉大なカルチャーでございますが、海の外にはその国その国に漫画家さんがいるようです。今回は、ドイツ滞在中に知ったWalter Moersなる漫画家さんをご紹介しようと思います。
最初、ウォルター・メールスだと思って、日本にはまだ紹介されていない体で記事を書いてましたが、途中でヴァルター・メアスとして日本でも出版されていることを知りました笑。なので記事がちょっと変かも?
ドイツへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
出会い
さて、いつものように今回の出会いからご説明を。
クリスマスをドイツの知人の実家でホームステイで過ごしていたAJですが、さすが海外、やっぱりクリスマスのプレゼント交換みたいなことをするんですね。
そんな折、友達がプレゼントとして親戚のおじさんからGETしたのが、今回ご紹介するウォルターメールスという人の本でした。
その時プレゼントされていたのは、半分漫画半分小説みたいなやつでしたが、このウォルターさんはドイツでもかなり有名な漫画家さんであるということを教えてもらい、せっかくなのでちょいと調べてみることにいたしました。
でも日本語の情報はかなり少ないね。。。
日本はなまじ、漫画大国なだけに海外漫画が付け入る隙きがなさすぎるね笑
ウォルター・メールス どんな人?
1957年生まれのドイツの漫画家兼作家、生まれはドイツの西側、オランダとの国境にも近いメンヒェングラートバッという街だそうです。
すごい名前の街やね
1988年にキャプテンブルーベアというキャラクターが登場する一連の作品でヒットしました。始めの頃は、どちらかと言うと幼児向けの作品での創作が中心だったようです。このキャプテンブルーベアはドイツ国内で映像化、ラジオ化など様々な形で人気を博したそうな、それでは百聞は一見にしかずということで、Youtubeのリンクをご紹介。
溢れ出る”ひょっこりひょうたん島”感
年がバレますぞ
その後は、小説を含めやや大人向けの作品も出版するようになっていったそうな。実際、作品の絵を見ると結構グロテスクなタッチの作品もあったりします。なんでも、ドイツ国内ではフランスのイラストレーター、ギュスターブ・ドレの影響を受けていると評されているそうです。作品数もかなり残されていて、ドイツ版手塚治虫といったところなのでしょうか。
ドイツで青いくまさんを見つけたら、この記事を思い出してみてください。
日本に帰ったら、キャプテンブルーベアは読んでみたいなぁ
さらに勉強、海外の漫画事情
こうして世界を旅している私ですが、どんだけ旅しても日本人に生まれて良かったと思うばかりです。漫画文化も、そう思う理由の一つです。
こんなに沢山の名作を母国語で読めるなんてなんて幸せ
けれど、あまりにも日本の漫画文化がすごすぎて、私たちは他国の漫画事情を気にすることは少ないですよね。
ということで、各国の漫画事情も調べてみましたよ。
日本の漫画市場はここ5年ほど4500億円に届かないぐらいを推移しています。
一方のアメリカは1000億円強。じつに4倍の経済規模だそうです。
アメコミとか流行ってるけど、そんなに差があったんだね
中国は近年急成長、5年前はアメリカと同じ1000億円規模でしたが、この5年で2500億円近くまで市場が拡大したそうです。人口=経済ですから、いずれ抜かれるかもですね。それでも現状、倍ほど日本がリードしているとは驚きです。
その他の国もいろいろ調べましたが、フランスでも250億円規模(少しデータが古かったりしましたが)のようです。まさか、まじで他の国全部合わせても、日本の漫画市場のほうが大きいとは、驚きですね。
日本に帰ったら、新刊沢山読まないとだわ。。。。