ドイツでは大晦日のことをシルベスタというらしい:あと大晦日レポ

フォイエルザンゲンボウル 中央ヨーロッパ

こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。

今回は、ドイツの大晦日のお話。

太陽の精
太陽の精

今年の大晦日はドイツだったね

AJ(nobu)
AJ(nobu)

去年は中国の桂林でした。一年でだいぶ西まで来たなぁ

そんな大晦日のドイツだったですが、なんとドイツにも大晦日を表す言葉があったのです。

年末年始に、ドイツへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!

シルヴェスタ=大晦日!

ドイツ語では、大晦日をSilvester(シルヴェスター)と言うらしいです。
ドイツ語は一番最初のSは濁るのでジルヴェスタになります。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

なんだか、いかつい俳優みたいな名前だね。

その由来は、昔のローマ教皇で大晦日になくなった方がいたからで、その教皇様の名前だそうです。

シルヴェスタ 由来

ドイツ版大晦日の由来ともなった、教皇!
その名も第33代ローマ教皇のシルウェステル1世さん。

ゾロ目だし、名前もスタローンとかぶってるし、大晦日のエピソードもあるし。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

正直教皇様の名前なんて、ほとんど知らないけれど、

神官さま
神官さま

この人のことは忘れることなさそうです。

西暦314年に就任してから21年、歴代8位となる在任期間を教皇として勤め上げます。

ローマ帝国がキリスト教を認めたミラノ勅令が313年。
さらにキリスト教を国教化したのが380年。
まさにキリスト教激動の時代をまとめ上げていた教皇様のようです。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

ちなみに日本語のウィキペディアもあるよ〜

さらに語源をたどると、ラテン語の”silva”で木々や、森といった意味になります。

実録!ドイツの大晦日

さて、せっかくなので、ドイツの大晦日の様子を少しお届け。

ドイツの花火!

まず定番なのは花火です。
ですが、日本でイメージする花火と少し違います。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

まず、日本は冬に花火しないしね

ドイツの花火は、日本の花火大会などとは違い、各家庭が各々やって楽しむものです。

ドイツの大晦日の光

だるま©
だるま©

日本も、そうじゃん。線香花火とか

AJ(nobu)
AJ(nobu)

もちろんそうだね

でもドイツは、打ち上げ花火を各々の家庭でやるんだ。

ドイツは、打ち上げ花火を各家庭であげます。それもそこそこデカ目のやつ。ちょうど、日本の家庭用ロケット花火と、日本の夏祭りの打ち上げ花火の、ちょうど中間くらいの規模のやつが各家庭からバカスカ上がります。
もちろん、手持ち花火もありました。あと爆竹みたいなやつも。

ドイツの大晦日の花火
知り合いの話では、空気汚染の原因になっているので、ニューイヤーの花火をやめようという議論もあるらしいです。どうなるのでしょうかね。

ドイツの大晦日の定番 燃える砂糖を入れたお酒

さらに欠かせないのが、この飲み物。

フォイエルザンゲンボウル(Feuerzangenbowle)
大晦日限定というわけではないらしいですが、クリスマスやニューイヤーには定番のお酒らしいです。

砂糖を溶かすドイツのお酒
ホットワインにシナモンやレモン、りんごを入れたお酒の鍋に、金網を敷いて、その上に砂糖の塊をセット、ラム酒を砂糖にかけながら火をつけます。ラムのかかった砂糖は青く燃えながら、徐々にホットワインの中に溶けていくという仕組みです。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

電気を消すとこの通り

フォイエルザンゲンボウル

だるま©
だるま©

う〜ん綺麗!

できあがったら、みんなでポースト!(ドイツ語で乾杯)
普通のワインよりアルコール度数が高いみたいだす。注意して飲みましょう。

以上、ドイツの大晦日、シルベスタの様子でした。

またいつか、旅の道しるべの方で、じっくり書くかもしれませんが、時事ネタなので、鮮度の高いうちに、とりあえず豆知識ネタとして投稿しました。

それでは次回!

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