こんにちは、今日もどこかを旅しおります管理人こと旅人AJ
シリーズ:旅人も建築知っておけば旅がもっと面白くなる!
今回も、旅人がい分の勉強がてらに記事を書きます。
旅で訪れる観光地なんて”自然”か”建物”かの二択です(暴論)
建築の知識が少しあるだけで、旅の半分がより深くなると言えるでしょう!
建築の知識があると、建物や遺跡に行った時に、より楽しめるかもしれないね
今回は風の塔とも呼ばれるバードギールという建築様式について解説です。
前回に引き続きイランに多い建築様式です
イランへ旅する予定のみなさんも、建築の基礎を身につけておいて、旅をより楽しみましょう!
バードギール 特徴
バードは「風」、ギールは「捕まえるもの」を意味する言葉です。
すなわちバードギールは”風を捕まえるもの”、採風塔や、風の塔という呼ばれ方もすることがある自然換気システムになります。
要は古代の送風システムだね。
高い塔に窓がついた作りになっていて、上層の空気を捉えて室内に送ります。建築によっては、地下水路を経由させることで空気をさらに冷やして室内に送り込む構造になっていたりします。
近代の研究だと、この機構によって平均気温が2度ほど下がることが確認されているとか。
う〜ん、焼け石に水のような。
いや、暑いところだからこそ、毎日2℃涼しいのはありがたいのかも。
バードギール 代表
と、長々と説明しといてアレなのですが、習うより慣れろ、だと思うので見ていきましょう。
こちらが、世界遺産にもなっているイランのバードギール。
こんな塔で2℃も涼しくなるんですねぇ。
UAEはドバイの風の塔はこんな感じだそうです。
おわりに
ということで、今回は、バードギールという建築について学びました。
今までの建築記事と違って、風土と密接に結びついた建築様式でしたね。
中東を訪れた際は、ぜひとも探してみてはいかがでしょうか?
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