#93 イランの目玉!ペルセポリスに到着!

ペルセポリス:大きな石門 旅の道しるべ

今回のあらすじ

あらすじ砂と炎の町ヤズドを出発したAJ

いよいよイラン観光の目玉ペルセポリスへと到着する

午前3時 ペルセポリス着

貧乏旅行のイラン旅。

ヤズドからペルセポリスへの移動も簡単ではありませんでした。

本来はヤズドから南部のシーラーズの夜行バスに乗り、翌日シーラーズからペルセポリスへのバスに乗らなければなりません。

太陽の精
太陽の精

ペルセポリスはシーラーズとヤズドの間にあるから、それだと、無駄足が発生するね。

ということで、夜行バスの運転手に交渉して、途中で降ろしてもらうようにお願いします。

そうそう、イランではペルセポリスとは呼ばずに”タフテ・ジャムシード”と呼ぶので気をつけてくださいね。なんでもシャムシードの玉座という意味だそうです。シャムシードはゾロアスター教に出てくる伝説上の王様ですね。

早朝から、ひたすら開園時間を待ちます。

と、そこにアウトドアな格好をしたおじさんたちの一群が。

ペルセポリス:早朝登山組

なんでも、地元のハイキングクラブの方たちだそうで、朝ごはんのお弁当も分けてくれました。

ペルセポリス 観光

いよいよ開園です。

ハイキングクラブのオジサンたちとは一旦別れて、がっつり観光モードに入ります。

ペルセポリス:王の門

入り口はこちら通称”万国の門”と呼ばれる大きな石像です。アケメネス朝建築を代表する雄面半獣ラマスがお出迎え。王様の名前からクセルクセス門とも呼ばれています。

アケメネス朝の建築についてはこちらをチェック⇩

ペルセポリスの柱の間

お次は、大きな柱が!

天に向かって、どっしりと伸びています。

かつては百本あったそうな。

ペルセポリス:大きな馬の像

今度は巨大なお馬さんです。

それにしてもペルセポリスはとにかく、面積が広いです。

ペルセポリス:王の間の壁画

こちらは、レリーフ。

牛と獅子?が争っていますね。ディテールまで細かい装飾が施されています。

ペルセポリス:散乱する遺構

セピアに加工してみると雰囲気が増しますね。

かつて、古代オリエント世界を史上初めて統一したアケメネス朝ペルシアでしたが、その栄光は300年と持たず、あのアレクサンドロス大王によって滅亡させられてしまします。このペルセポリスを破壊したのも、何を隠そうアレクサンドロス大王。

諸行無常をかんじますね。

ペルセポリス:修復作業する人々

もちろん、まだまだ発掘作業は行われています。今後新たな発見もあるかもしれませんね。

ペルセポリス:最奥の王の墓

遺跡の最深部、山を背にして作られているのは王様のお墓。

中には入れませんがレリーフや装飾をみる事ができます。

出会いとステイ のペルセポリス

さて、ペルセポリス観光を終えたAJ。

実は、さっきのハイキングクラブのオジサマたちに、現金を持ってき忘れたと相談すると、”うちに泊まっていけよ”とご招待を受けました。

ということで、観光を終えたAJはハイキングクラブと再び合流して、とあるオジサマのお宅にご一緒することに相成りました。

捨てる神あれば拾う神ありというとこでしょうか。ありがたや。

次回は、イランでのホームステイ!

つづく⇨

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