今回のあらすじ
ウクライナの首都キーウについたAJ
街を歩けば 教会がたくさん
キーウの教会コレクション
キーウの観光といえば、とにかく大量にある教会!
本当に、何個あるんだってくらいたくさんあります。
まずは、聖ソフィア大聖堂。
キエフ市内でも、ひときわ大きく、格式も高い教会なのだそうです。
なんと一節によると建設は1037年だとか。すごいですね。
お次は、スカイブルーの壁面が美しい聖ムィハイール修道院。
大きな広場の向かいにある教会です。スターリン時代に大きく損傷されてしまい、その後再建された歴史を持ちます。ウクライナの教会は”ウクライナ・バロック”と呼ばれる建築様式で、この修道院は、その代表的な建物だそうです。
最後は、エメラルドグリーンの聖アンドリーイ教会!
ウクライナの教会は、どれも壁の色使いが独特ですよね。これで、天気が晴れだったら、さぞいい写真が取れただろう・・・と思います。
小高い丘の上にあるのが、かっこいいですね。
それにしても、大聖堂、修道院、教会と、キリスト教の建物にもいろいろありますよね。
これらの呼び名は、宗派によって定義がいろいろみたいですが、ざっくりいうと
教会は、宗教施設全般を指す言葉として使われ
聖堂は、特定の聖者、聖人を奉る施設であることが多いみたいです。
さらに大聖堂となると、周辺の教会施設を統括する司教様がいる施設となります。
修道院は、教会で共同生活を送る修道士たちが生活していた教会です。プロテスタントでは、あまり見られません。またプロテスタントでは、礼拝堂と呼ばれる施設が多いそうな。
礼拝堂は実際に人々が集まってお祈りする部屋ですかね。
う〜ん、いろいろ複雑です。
余談ですが、日本に帰ってきてから、海外の友達と神田大明神に行った時、神社と大明神の違いを尋ねられて、まったく答えられませんでした。
キーウ近郊 博物館めぐり
さて、お次はキエフで訪ねた博物館をご紹介。
チェルノブイリ博物館
キエフ市内にあるチェルノブイリ博物館。
原発事故の悲惨さを伝える資料館です。入り口の看板はこんな感じ。なんとなく禍々しいです。
こちらは、原発事故の様子を伝えるパネルです。
たくさんの写真を見ると、改めて、当時の事故の悲惨さが伝わりますね。
こちらは、追悼のフロア。
比較的小さめで、あまり観光客も少ない博物館ですが、とっても勉強になる場所です。
ちなみに、博物館を外に出て、キーウ市内を散策すると、こんなアパレルショップもありました。悲劇が、なんだかファッション化してる。
一世代進むと、物事の捉え方も大きく変わって行くのでしょうね。
航空機博物館
お次は航空博物館に言ってきました。
ウクライナは言わずとしれた航空宇宙大国です。元航空宇宙系のエンジニアとしては、ちょっと足を伸ばさずには居られませんね。
一部の展示では、コクピットの中まで見ることができます。といっても、僕は構造体関係の仕事だったので、電装はさっぱりですが。
上下にコクピットがあるかっこいい飛行機がありました。
こちらは、名前をイリューシン2−76というそうで、大量の物資の輸送を、北極圏でも可能にすべく開発されたそうです。下の席は航法士の人が座るそうです。
こちらは、歴史を感じるプロペラ機。
とってもファンキーな塗装がされています。
また、一部の機体では、操縦席に座れました。
おわりに
見てわかる通り、キーウ滞在期間中はずっっと悪天候でした。
まぁ旅をしてればこんなことも、ありますよね。
次回は、キエフからジトームィルという小さな町に向かいます。
つづく⇨
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