こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はニュージーランド。
ニュージーランドにはまだ言ったことがありませんが、旅先で出会った人
のほとんどが絶賛している国です
ニュージーランドへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
ニュージーランド国旗 意味
ニュージーランドの国旗は、青地で、左上にイギリス国旗のユニオンジャックが置かれていて、右側に白で縁取られた四つの赤い星が並んでいる国旗です。
四つの星は、ご存じ南十字星を表しています。
よく似ているのはオーストラリアの国旗だね。
同じく南十字星がモチーフの国旗ですが、こちらはユニオンジャックの下に大きなる七稜星が描かれています。
左上にイギリスの国旗が残っているのは、ニュージーランドもオーストラリアも、コモンウェルスと言うイギリス連邦王国の加盟国だからですね。
一応、正式にはニュージーランドもオーストラリアも、王様はイギリスの国王が兼任していることになっています。
コモンウェルスが気になった方はこちらも↓
そんなニュージーランドですが、2016年に国旗変更のための国民投票が行われていました。
独立以来100年近く使われてきた国旗ですが、イギリス本国との関係が薄くなった1970年代から国旗変更は議論が続いていたそうです。
40年ほど議論を続けたうえで、変更の候補となったのが、こちらの国旗。
ニュージーランド原産のシダの植物と、ニュージーランドが誇る最強ラグビーチーム”オールブラックス”の黒が盛り込まれた、かなりハイセンスな新国旗でした。
そして、国民投票の結果・・・
56%対43%の僅差で、旧国旗が勝利。
いままでのに愛着がある人も多く、変更には至らなかったそうです。
ニュージーランド 国章
お次に、ニュージーランドの国章を見ていきましょう。
ヨーロッパ系の女性と、マオリ系の男性が、色々描かれた盾を支えているデザインですね。
縦に描かれているデザインは、南十字星のほかはそれぞれ、畜産、農業、工業の象徴だそうで、真ん中の三隻の船は交易を表しています。
マオリの男性が持っている棒は、タイアハという、マオリの槍。真ん中の王冠は、イギリス王家の王冠ですね。
下にあるシダは、銀シダ(シルバーファーン)と言って、新国旗にも描かれていましたね。マオリにとっては神聖な植物でもあるんだそうです。。
ニュージーランド連邦 クックとニウエ
さて、ニュージーランドが、イギリス王国(コモンウェルス)の加盟国だという話をしましたが。
ニュージーランドも実は、ニュージーランド王国のボスだったりします。
ニュージーランド王国はニュージーランドとクック諸島、ニウエで構成されていて、クック諸島とニウエは、ニュージーランドと自由連合の関係にある自治領域という扱いなんだそうです。
クック諸島とニウエは独自の内政を持ちますが、外交はニュージーランドと同調する、って感じだそうです。
そんなクック諸島の国旗がこちら
クック船長が発見したことにちなむ国名を持つクック諸島は、人口18000人の海洋国家です。
国旗には15この星で輪っかが作ってあり、これはクック諸島を構成する15の島をあらわしています。
映画『戦場のメリークリスマス』の撮影は、ここクック諸島で行われたそうです。
同じくクック船長が発見して島ですが、原住民の激しい抵抗でクック船長は上陸することなく通り過ぎた島だそうです。
ニウエ島という島が国土の大半となっていて、人口は1695人とバチカン市国に次いで世界で2番目に少ない国です。ただ、ニウエ国内の10倍ほどのニウエ人が国外(主にニュージーランド)で生活しているとみられているそうな。
また、先住民族のニウエ人は、クック、ニュージーランドの先住民がマオリ系なのに対し、同じポリネシアでもサモア系の民族だそうです。
なかなか行くのは大変そうな2国ですね
まとめ
今回はニュージーランドの国旗の意味を調査しました。
クック諸島とニウエがニュージーランド王国の構成国家だっとか、知らない話もたくさんありましたね。
個人的には新国旗のデザインがかっこいいので、あっちでもよかったな~と思ったり。
でも、国旗って国のかなり重要な要素だし、そう簡単には変えられませんよね。
それでは、また次回。
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