こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はパナマ。
ついこの間、行ってきたので、復習がてらに記事作成です
といっても、滞在期間めっちゃ短かったけどね
パナマへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
過去の国旗シリーズの記事はこちらから⇨こちら
パナマ 国旗 意味
パナマの国旗は、白地に赤と青が斜めに配置され、白の部分にも赤と青の星が配置されています。
これは、独立当時のパナマの政治体制を表したもので、青はコロンビア保守党(保守派)と、赤はコロンビア自由党(共和派)を表していて、白は平和を表しています。
え、コロンビア?と思ったあなた。
じつはパナマ、コロンビアの一部だった時代もあり、コロンビアから独立したん歴史があるんですね。
ちなみに、青い星はパナマの生活の純粋さと誠実さを表し、赤い星はパナマの権威と法律を表しているそうです。
こちらの地図は、グラナダ連合時代の、パナマの旗。
このあたりの中米の歴史はコロンビアが中心でした。
スペインからの独立後は、まず大コロンビアと呼ばれる時代があり、現在現在のベネズエラ、コロンビア、エクアドル、パナマの全域と、ガイアナ、ブラジル、ペルーの一部が含まれていました。この当時、現在のコロンビアの地域はヌエバ・グラナダ副王領と呼ばれていました。
そこから分裂の騒動があり、パナマはヌエバ・グラナダ共和国の一部となります。
ヌエバ・グラナダ共和国は、主に現在のコロンビアとパナマ全域と、エクアドル、ペルー、ブラジル、コスタ・リカ、ベネズエラ、及びニカラグアの各一部地域から成っていました。
え、何が変わったの?
ベネズエラとエクアドルが独立したのが主な変更だね。一部がコロンビア領のままだったりするから、羅列すると分かりづらいけど
その後、グラナダ連合→コロンビア合衆国と名称変更があり、コロンビアは周辺国との争いや国境変更を経て、コロンビア共和国となります。
先程の旗は、グラナダ連合時代のものです。
その後1903年に、パナマ運河建設を目指すアメリカの働きかけもあり、パナマはコロンビアから独立を果たすのでした。
パナマ 国章
お次はパナマの国章を見てみましょう。
デザインは4本の旗の上に盾が重ねられたもので、盾の上には翼を広げた鷲と9つの星が描かれています。
盾の中には、上部左から、白戦争から平和と繁栄の道を歩むことを記念した武器。上部右に鉱山業を表すスコップとハンマー。下部左は豊かな実りを象徴する豊穣の角。下部右は進歩を象徴する翼を付けた車輪が描かれてます。
盾の上にいる鷲はパナマの国鳥アギラアルピア。和名だとオウギワシと呼ばれる鳥です。
おぉ、オウギワシ。パナマの国鳥だったんだね
かっこいいよね
書かれている言葉は、世界の福利のために。パナマ運河ありきで独立した国らしく、世界のことを思ってのモットーが書かれています。
ちなみに国名のパナマの由来はインディオのクエバ人の言葉で、「魚が豊富」という意味らしいです。
まとめ
今回はパナマの国旗の意味を調査しました。
国章のモットーが印象的でしたね。世界のために
なかなかこんなモットーの国もないですよね。パナマならではの国章がでした。
それではまた次回。
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