今回のあらすじ
ケルマンシャーから北部タブリーズへ移動したAJ
イラン最後の目的地は”カンドヴァン”
タブリーズ イラン北部の歴史的”みやこ”
さてさて、ぐるっとイランを北から南に、南から北に移動しまして、とうとう最後の拠点となるシーラーズにまでやってきました。
いよいよ、イラン旅も最終回です
イラン北部のタブリーズは人口は約140万人。イランで第4の大都市になります。
歴史を紐解けば、モンゴル系のイル=ハン国の都だったり、その後のサファヴィー朝でも初期の都だったり、長くこの地域の中心的な都市であった歴史を持ちます。
サファヴィー朝はその後、イスファハーンに遷都したんだよね
タブリーズの名物は、大バザール!
中東最古のバザールとして世界遺産にも登録されています。
でも、中央アジアからず〜っとバザール見てきたから、正直ちょっと食傷気味で、あんまり見て回らなかったり。
確かに、似たような観光地が続くと、一つ一つがなおざりになっちゃうよね。
ちょっとセピアに加工してみたり
炎天下のマーケットは結構暑かった記憶があるね〜〜
ということで、タブリーズの街はそこそこに、目的地であるカンドヴァンに向かうのでした。
カンドヴァン 岩の中に住む人々!!
そうしてタブリーズから来るまで2時間ほど走り到着いたのがカンドヴァンです。
周辺一帯にボコボコそびえる奇岩が並んでいて、その岩穴に家が作られています。
カンドヴァンは、まだまだ知名度が低いですが、イランのカッパドキアとも呼ばれている大変おもしろい場所です。
イランの人たちは、”カッパドキアはただの観光地だが、カンドヴァンには今も人が生活しているから、カンドヴァンのほうが凄い!”と言っていました。
遊牧民にルーツを持つカシュガイ族という方々が700年以上もこの土地で暮らしているのだそうです。
生活感があふれるところがポイントですね
鶏がうろついてたり、野菜を仕分けしてる人がいたり、洗濯物が干してあったり、本当に生活感が満載でした。電線がゴチャゴチャしてたりするのも、雰囲気がGOODです。
集落のほとりには川が流れていて、緑も多いです。カシュガイ族が長くこの土地に住んでいるのも納得ですね。
三角錐型の岩山が、お家になっているのが可愛いいね。
こんな場所に住んでみたい、と誰しもちょっとは思うよね。
実際に住むのは大変なんだろうけどね。
ちなみにイラン人の国内観光客はそこそこいたりします。でも、外国人はあまりいないみたい。穴場ですよ〜。おすすめです。
おわりに
今回は、タブリーズと、近郊にあるイラン版”カッパドキア”の”カンドヴァン”の様子をお届けでした。
⇩そういえば、カンドヴァンは昔に動画にもしていました。
この記事を書いたのが一年前というのが恐ろしいな・・・
時がたつのはあっという間ね・・・
このところブログの更新をサボっていて、リアルタイムとのずれがまた広がってしまい、相変わらず一年前の事を書いてますが、イラン旅ももう終盤!
週に2,3回ペースで更新していく予定なのでよろしくおねがいします。
また、更新頑張るぞ!
次回はいよいよ、アルメニアへの国境超えです!!
つづく⇨
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