こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
今回はキリスト教のお勉強!
え〜っと、ユダが裏切り者なんだよね
12使徒って、よく聞くけどいまいち日本人には馴染みがないですよね。教会とか美術館でも”これはキリストとやパウロが〜”とか言われてもチンプンカンプンです。
今回は、そんな旅人が、ちょっとでも楽しくキリスト教の観光地を楽しめるように、12使徒についてお勉強します。
キリスト教圏への旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
超簡単な十二使徒の解説
ということで、十二使徒の解説です。まずは、十二使徒の名前を確認しておきましょう。
- ペトロ
- 大ヤコブ
- ヨハネ
- アンデレ
- フィリポ
- バルトロマイ
- トマス
- マタイ
- シモン
- 少ヤコブ
- ユダ(ダダイ)
- マティア
- ユダ(イスカリオテ)
あれ、十三人いるよ。
13番めは裏切り者(キリストを売った)で有名なユダだね。かわりにマティスが12使徒に加わったらしいよ
こうしてみると、よく名前を聞くパウロさんは十二使徒じゃないんですね。ほぼ、はじめましての人ばかりなのですが、一人づつ調べていきましょう。
キリスト教 使徒解説パート1(ペトロ・大ヤコブ・ヨハネ)
- ペトロ(ペテロ、ピエトロとも)
なんとなく、ペテロのほうが馴染み深い気もする。記念すべきキリストの教え子第一号。弟子たちのリーダーで、代表してキリストとお話することも多かったらしい。ご存知、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂は彼のお墓の上に立っているという噂。また、初代ローマ教皇ともされている人物ですね。太陽の精キャラ立ちもしていて覚えやすいね
- 大ヤコブ
さっそく、ヤコブが二人いてややこしい。ヤコブの古残のほう。9世紀に彼の死体がスペインで発見された(らしい)ので、スペインの守護聖人になっている。ちなみにスペイン語で聖ヤコブはサンディアゴ。ということで、世界各地のサンディアゴはスペイン由来な土地が多い。チリの首都とはサンディエゴで、チリはもともとスペイン領。ホタテがシンボル。 - ヨハネ
上記の大ヤコブの弟。二人で漁をしている時にキリストに絡まれて入信したらしい。ペトロに次ぐNo2的ポジションで、キリストからも寵愛されていたらしい。キリストが磔にされた時、使徒のうち一人が十字架にすがり付いていたとされ、それがヨハネであるとされている。ということで、磔の絵で、嘆いてる弟子がいればヨハネの可能性が高い。また、十二使徒で唯一、殉教せずに生き延びたとされる。ちなみに、キリストを洗礼したとされる洗礼者ヨハネは同名の別人、やめてくれ。だるま©愛され、弟ポジションね
ここまでが、BIG3ともいうべき3人。キリストが甦ったときも、真っ先にこの三人がその姿を確認したともされる、超重要人物みたいです。まずは、この3人を覚えましょう。
キリスト教 使徒解説パート2(アンデレ・フィリポ・バルトロマイ)
- アンデレ(アンドレ、アンドリューとも)
アンドリューのほうが、圧倒的に馴染み深い。リーダーペトロの弟で、BIG3に次ぐ、No4の地位であることは間違いないらしい。スコットランドの守護政治で、スコットランドの国旗(青字に白のバッテン)はすなわち、アンドリュー十字とも呼ばれる。ちなみにその由来は、バッテン型の十字架に張りつけられて殉教してから。南無。
スコットランドの国旗の記事はコチラ⇩ - フィリポ(フィリップとも)
聖書にも記述がすくなく、ミステリアスな人物。名前がギリシア語であり、ギリシア人がイエスに会う時に仲介役をしているので、ギリシアに詳しかったのかもしれない。後にエチオピアにキリスト教を布教したとされる。イエス一行の食料係も担っていたようでが、イエスに怒られるシーンがままあるやんちゃなやつ。また、後にギリシアにキリスト教を布教する福音宣教者フィリポという人物が現れるが別人である。名前被りが多過ぎてしんどい。 - バルトロマイ
フィリポのダチ。フィリポに紹介される形でイエスに出会う。勤勉な正確だったようでイエスに”真のイスラエル人”と褒められている。後に、アルメニアに布教をした人物とされ、アルメニアでは重要視されているらしい。最後は、皮剥の刑で殉教しており、ミケランジェロの最後の審判にも自分の皮とナイフを手に持った姿で描かれている。また、ヨハネの福音書には、バルトロマイの名がなく代わりにナタナエルと記されていて、同一人物とされる。
だんだん、聖書上でも記述がすくなくなり、特徴づけて覚えるのが難しくなってきましたね。ここで、折返しですよ。
バルトロマイを探せ!
答えは、キリストのすぐ右下の人。皮とナイフを持ってるね。
キリスト教 使徒解説パート3(トマス・マタイ・シモン)
- トマス
イエス復活を聴いても信じなかったため、疑心のトマスと呼ばれている。実際に、復活したイエスをペタペタ触って確かめたシーンがよく絵画になる。その時の彼の言動や記述は、後世のキリスト教神学において、よく参照されることとなる。イエスが天に登ったあとは、インドまで布教に向かったという。(実際、インドのキリスト教徒はトマス派と名乗ったりしている) - マタイ(マテオ、レヴィとも)
イエスについて行く前は徴税人だったことで有名。今だと、単なる税務署の職員みたいに聞こえるが、当時は貪欲で忌み嫌われる職業だと蔑まれていた(みんなと同じユダヤ人なのにローマへ収める税を徴収していた為)が、彼自身は誠実な人物だった。新約聖書としてまとめられた書物の、第一冊目”マタイによる福音書”の著者でもある。 - シモン
書物にそう書いてあるため”熱心党のシモン”と呼ばれる。が、何に熱心だったのかは解明されていない。(当時の反ローマ過激派組織の名前が”熱心党”だったとする説が有力)。イエスの復活の後に改宗するが、それまではイエスをユダヤ教の指導者にしようと動いていたとされる。記述が少なくミステリアスな人物。後にエジプトで布教したとされる。
キリスト教 使徒解説パート4(小ヤコブ・ダダイ・マティア)
- 小ヤコブ
使徒リストに名前があるだけで、ほぼ記述がない。一節によるとキリストの兄弟(もしくは従兄弟)とされるが、いやいやそのヤコブとは別人だ、とする説もある。処刑方法は石打の刑で亡くなった。 - ダダイ
名前はユダ・ダダイだが、イスカリオテのユダとかぶるのでダダイと呼ばれることが多いらしい。カトリックでは、イスカリオテのユダと間違えやすいとの理由で、教えられない時期があった為”忘れられた聖人”の異名を持つ。ちなみに彼が熱心に進行され始めるようになったのは1800年代からである。バルトロマイとともにアルメニアで布教したとされ、アルメニアでは人気が高い。あと、なぜかアメリカのシカゴでも人気らしい。 - マティア
裏切り者のユダを追放した後に、残りの十一人であらたに古残から一人を選んだ時に選ばれた。最終的にはくじ引きで決められたらしい。ちなみに、どうして、わざわざ一人選んで十二人にしたかというと、昔からユダヤ人は十二支族に別れていたので、それに合わせてんじゃないかと言われています。ユダの代わりに選ばれた最後の一人。
おまけ(イスカリオテのユダ)
もはや、いちばん有名なキリストの教え子。キリストをローマに売り渡したエピソードはとっても有名。ちなみに、その後はもらった銀貨を神殿に投げ込んでかれ首をつって自害している。追放されたとはいえ、もともとはイエスの12番目の使徒として一緒に行動しており、彼の代わりにマティアが十二使徒として選ばれる事となる。
おわりに
それでは、最後にまとめです。正直、全然覚えられてませんが、コレを足がかりにキリスト教の知識を身に着けていこうと思います。
もういちど、それぞれ一言で、まとめて終わりにしましょう。
- ペトロ(リーダー)
- 大ヤコブ(サンディアゴの人)
- ヨハネ(弟・愛されキャラ)
- アンデレ(バッテン磔の人)
- フィリポ(おバカ系食料係)
- バルトロマイ(真面目系皮剥がされた人)
- トマス(疑心の人)
- マタイ(徴税人の人)
- シモン(むしろユダヤ教の人)
- 少ヤコブ(キリストの兄弟)
- ダダイ(ずっと忘れられた人)
- マティア(欠番の人)
旅先で、十二使徒がわからなくなったら、このページに戻ってきてね
それでは、また次回。
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