今回のあらすじ
長閑な雰囲気にすっかりキルギスがお気に入りのAJ
大好きなオシュを出て首都ビシュケクへと向かう
さらばオシュ その前に
さて、オシュの街を後にする前に、彼の話をしなければなりませんね。
この旅の道しるべのコーナーを最初から手伝ってくれている、可愛いアイツ。
やっほー
彼との出会いは、霊峰スレイマントーの山脈にある小さな博物館でした。
小さいとは失礼な
この博物館、旧ソ連感がビンビンの外装ですので、そっち方面が好きな方にもおすすめの建物です。もともとはシェルターだったとか。
そんなこんなで、この施設の中にこの子はいます。
ひと目見て、そのキュートなルックスにやられてしまいました
おそらく、壁画かなんかに描いてあったんだと思うんですけど、詳細は不明です。
一応、キルギス人の友達にも聞いてみたんで、太陽の精霊であることは確かです。
ということで、今後もよろしくね
オシュから、ビシュケクへ!
それでは、いざオシュからビシュケクに移動します。
ここの景色が、もう絶景!!
まずは草原!
次に湖!
うわー、とってもきれい
ユルタで一休み
移動の途中にはユルタで一休み。
お茶屋さんとしてお茶菓子やミルクも販売していますが、ビジネス遊牧民という感じではなく季節に合わせて実際に移動しているそうです。
中にはいってお茶もいただきました。
馬のミルクは酸味が強くて正直苦行でしたが、おばちゃんの笑顔がまぶしかったので、こちらも笑顔で飲み干しました。
蜂蜜とバターを練り合わせたお菓子は、素朴でとっても美味しかったです。
もうひとこぼれ話
ここの移動は、ドミトリーで一緒だった旅人でシェアタクシーを借りて移動したんですが、この時の面白い思い出話が一つあります。
じつは、ちょうどキルギスにいるときは2019年の5月ごろでした。キルギスはそこまで熱心な感じではないのですが、一応イスラム教国家。
実はこの日、まさにラマダーンが始まる日でした。僕らのドライバーさんは、やや熱心なタイプの方だったので、もちろんラマダーン状態です。
早朝の出発から、ビシュケクまでの丸一日、ドライバーさんは何時間かおきの休憩でも、水も一切取らないストロングスタイル。
後部座席から見ているだけでも、かなり辛いのが伝わってきました。
初日が一番きつい、とドライバーさんも言っていました
夕方の頃とか、シフトレバーを握ってる時以外は、ずっと水の入ったペットボトルに片手をかけた状態でした。日が落ちると(正確には携帯のアラームが鳴るまで我慢してました)すぐに、車を脇に止めてペットボトルを一気飲み。携帯食料も一気食い。
実際、ラマダーンを実践している人のすぐ側で、丸一日一緒にいるのは初めてだったので、こんなに大変なんだ、と強く感じました。
途中から、運転がすこし心配だったけどね(笑)
おわりに
そんなこんなでビシュケクに到着です。
首都ビシュケクではどんなことが待っているのか。
まぁ、先に言っちゃうと、ビシュケクには特に何もありません
でも、そんなビシュケクがたまらなく好き!
それでは、また次回。
つづく⇨
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