#174 魔女の街を訪ねて。山奥の村トリオラ探訪【イタリア】

イタリア:トリオラ:山の上の街並み・夕暮れ 旅の道しるべ

今回のあらすじ

モナコを日帰り旅行したAJ

イタリアでまず向かったのは魔女の街

(旅した時期・・・2021年 6月ごろ)

イタリア到着

モナコから、電車に乗ってやってきました。

イタリア最初の立ち寄り場所は、国境付近の街サンレモです。

イタリア:サンレモの川

観光大国イタリアと言えど、国境付近の街はそれなりに哀愁がありますね。

ヨーロッパの中でも、とりわけイタリアはコロナの影響が大きかった国です。当時のマスク率も、イタリアはフランスと比べて高かったのが印象的です。

イタリア:サンレモ:誰もいないカフェ

さて、目指す目的地トリオラ村には、このサンレモからバスで向かいます。

トリオラ村は、山奥の地位さ村落です。1日数本のバスしかありません、乗り逃さないようにしましょう。

イタリア:サンレモ:トリオラ行きのバス

到着 魔女の村

イタリア:トリオラ:夕焼けの村の眺め

バスに乗ること約2時間。山道をひたすら進んで、山奥の村にまでやってきました。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

ここが、イタリアの魔女の村トリオラです。

人口約300人の小さな村です。

イタリア:トリオラ:玄関の箒

家の軒先には、魔女っぽい箒が!

なんだか雰囲気がありますね!

イタリア:トリオラ:複雑に入り組んだ路地

村の中心地は、迷路のような石壁が続いています。

太陽の精
太陽の精

本当に、ここだけ中世みたいだね

イタリア:トリオラ:魔女の銅像

トリオラは、実際に村興しとして、魔女の村をアピール中です。

魔女のモニュメントに・・・

イタリア:トリオラ:魔女のお土産屋さん

魔女グッズ屋さん、なんかもありました。

イタリア:トリオラ:魔女のお土産屋さん2

僕が訪ねた時期は、コロナのロックダウン明け直後だったので、まだまだお店も休眠中のところがほとんどでした。じっさい、普段どれくらいの人が観光に訪ねてるのかは未知数です。

イタリア:トリオラ:魔女の村のラビオリ

唯一営業していたレストランでの食事!

AJ(nobu)
AJ(nobu)

旅での、初の本家イタリア飯はラビオリになりました。

水の瓶や、黒パンの入れ物が、雰囲気あってとても素敵でした。

イタリア:トリオラ:魔女のプリント

机の上に敷いてある紙にも、しっかり魔女さんたちがいました。

イタリア:トリオラ:魔女の村のラビオリ2

太陽の精
太陽の精

ラビオリ!!

トリオラ 絶景の教会へ

イタリア:トリオラ:石畳の階段

それでは、魔女の村を散策しましょう。

石造りの古い建物がいい感じに寂れていて、とてつもなく雰囲気があります。

イタリア:トリオラ:街壁と門

これは、古い城塞跡。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

魔女の村だって言う知識があると、余計に雰囲気を感じますね

イタリア:トリオラ:街の端っこの通り

実際に古い建物だし、実際に人口が流出して寂れている。そんな本物感がたまりません。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

ちなみに、イギリス・ドイツでも魔女の村に行くんですけど、ここがダントツで本物感がありました

イタリア:トリオラ:魔女の描かれた扉2

ところどころ、廃墟となっている場所の扉に、魔女イラストがあったりします。

イタリア:トリオラ:鶏と箒の描かれたドア

そんな、トリオラ村。ただ勝手に魔女の村を名乗っているわけではありません。

16世紀、実際に魔女裁判の舞台となった村で、残っている公文書だけでも35人もの人が、魔女として告発され、犠牲になったと言われています。

イタリア:トリオラ:魔女の人形

この村は歴史を後世に伝える場所でもあるのでしょうね。

イタリア:トリオラ:村の全景と昼の月

さて、すこし歩いた別の場所から、再び村を見てみましょう。

本当に山々の尾根に、ちょこんと村がある感じです。

一番大きく見ているのが、大学教会と呼ばれる建物。このあと向かいますよ。

イタリア:トリオラ:朝焼けの隣町

あれは、隣の村。

きっと、あちらからも、こちらが同じ感じに見えているのでしょう。

さて、それでは大学教会に到着です。

イタリア:トリオラ:朝焼けの街

なんかもう、素敵過ぎません?

入り組んだ石の通路。増築が重ねられた背の高い家々。大きな教会。

物語の舞台ですよね。

イタリア:トリオラ:山の上の街並み

こちらの大学教会自体は18世紀に建築されたもので、魔女裁判の舞台となった16世紀にはなかったものですが、大きな権力をもつ教会と土着信仰を守る魔女たちの物語が、勝手に脳内に流れ込んでくる景色でした。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

改めて振り返ってみても、この景色は旅の思い出の中で、かなりの高順位です

魔女の村 深夜徘徊

イタリア:トリオラ:月と石壁

夜がやってきました。魔女の村の夜ですよ。

イタリア:トリオラ:暗闇の街並み3

そもそもこのトリオラ、人口300人の小さなコミュニティですし。

コロナ明け直後だったこともあってか、宿が無い。

たぶん、バスで来る観光客を想定していない。

イタリア:トリオラ:暗闇を散歩する女性

 

AJ(nobu)
AJ(nobu)

犬の散歩をしている、おばあちゃん。

・・・・まさか、魔女では

 

イタリア:トリオラ:暗闇の街並み

昼でも十分に雰囲気のあった石造りの入り組んだ通りですが、夜は雰囲気マシマシです。

イタリア:トリオラ:暗闇の街並み2

なんか、看板の感じとか雰囲気ありますよね。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

本当に、ゲームでいうところのバイオハザードとかブラッドボーンの世界に迷い込んだ気分を味わえます。

イタリア:トリオラ:夜の街灯

AJ(nobu)
AJ(nobu)

たくさん写真撮ったけど、ほとんどピンボケで載せれないのは魔女の力のせいでしょうか・・・

太陽の精
太陽の精

たぶん、暗い場所での撮影が下手だったせいだと思うよ・・・

イタリア:トリオラ:暗闇の魔女の影

あのかげ!なんだか、魔女に見えませんか!?

イタリア:トリオラ:魔女の街

魔女のモニュメントがある広場も、夜だと雰囲気が違います。

AJ(nobu)
AJ(nobu)

あ、ちなみにずっとウロウロしてるのは野宿する場所を探しているからです

イタリア:トリオラ:魔女の村の月

結局、この場所で一夜を明かしました。

マリア像の祠の前のベンチ。なんだかセーブポイントみたいで安心しました。

おわりに

イタリア:トリオラ:魔女の村の黒猫

ということで、今回はイタリアの魔女の村トリオラの旅の記録でした。

正直、かなりマイナースポットで、前情報もほとんどなく訪ねたのですが、間違いなく行って良かった場所の一つです。

次回から、イタリア観光本格化!ベタな場所ベタに楽しみます。

つづく⇨

Pz-LinkCard
- URLの記述に誤りがあります。
- URL=

もどる⇦

タイトルとURLをコピーしました