今回のあらすじ
モナコを日帰り旅行したAJ
イタリアでまず向かったのは魔女の街
(旅した時期・・・2021年 6月ごろ)
イタリア到着
モナコから、電車に乗ってやってきました。
イタリア最初の立ち寄り場所は、国境付近の街サンレモです。
観光大国イタリアと言えど、国境付近の街はそれなりに哀愁がありますね。
ヨーロッパの中でも、とりわけイタリアはコロナの影響が大きかった国です。当時のマスク率も、イタリアはフランスと比べて高かったのが印象的です。
さて、目指す目的地トリオラ村には、このサンレモからバスで向かいます。
トリオラ村は、山奥の地位さ村落です。1日数本のバスしかありません、乗り逃さないようにしましょう。
到着 魔女の村
バスに乗ること約2時間。山道をひたすら進んで、山奥の村にまでやってきました。
ここが、イタリアの魔女の村トリオラです。
人口約300人の小さな村です。
家の軒先には、魔女っぽい箒が!
なんだか雰囲気がありますね!
村の中心地は、迷路のような石壁が続いています。
本当に、ここだけ中世みたいだね
トリオラは、実際に村興しとして、魔女の村をアピール中です。
魔女のモニュメントに・・・
魔女グッズ屋さん、なんかもありました。
僕が訪ねた時期は、コロナのロックダウン明け直後だったので、まだまだお店も休眠中のところがほとんどでした。じっさい、普段どれくらいの人が観光に訪ねてるのかは未知数です。
唯一営業していたレストランでの食事!
旅での、初の本家イタリア飯はラビオリになりました。
水の瓶や、黒パンの入れ物が、雰囲気あってとても素敵でした。
机の上に敷いてある紙にも、しっかり魔女さんたちがいました。
ラビオリ!!
トリオラ 絶景の教会へ
それでは、魔女の村を散策しましょう。
石造りの古い建物がいい感じに寂れていて、とてつもなく雰囲気があります。
これは、古い城塞跡。
魔女の村だって言う知識があると、余計に雰囲気を感じますね
実際に古い建物だし、実際に人口が流出して寂れている。そんな本物感がたまりません。
ちなみに、イギリス・ドイツでも魔女の村に行くんですけど、ここがダントツで本物感がありました
ところどころ、廃墟となっている場所の扉に、魔女イラストがあったりします。
そんな、トリオラ村。ただ勝手に魔女の村を名乗っているわけではありません。
16世紀、実際に魔女裁判の舞台となった村で、残っている公文書だけでも35人もの人が、魔女として告発され、犠牲になったと言われています。
この村は歴史を後世に伝える場所でもあるのでしょうね。
さて、すこし歩いた別の場所から、再び村を見てみましょう。
本当に山々の尾根に、ちょこんと村がある感じです。
一番大きく見ているのが、大学教会と呼ばれる建物。このあと向かいますよ。
あれは、隣の村。
きっと、あちらからも、こちらが同じ感じに見えているのでしょう。
さて、それでは大学教会に到着です。
なんかもう、素敵過ぎません?
入り組んだ石の通路。増築が重ねられた背の高い家々。大きな教会。
物語の舞台ですよね。
こちらの大学教会自体は18世紀に建築されたもので、魔女裁判の舞台となった16世紀にはなかったものですが、大きな権力をもつ教会と土着信仰を守る魔女たちの物語が、勝手に脳内に流れ込んでくる景色でした。
改めて振り返ってみても、この景色は旅の思い出の中で、かなりの高順位です
魔女の村 深夜徘徊
夜がやってきました。魔女の村の夜ですよ。
そもそもこのトリオラ、人口300人の小さなコミュニティですし。
コロナ明け直後だったこともあってか、宿が無い。
たぶん、バスで来る観光客を想定していない。
犬の散歩をしている、おばあちゃん。
・・・・まさか、魔女では
昼でも十分に雰囲気のあった石造りの入り組んだ通りですが、夜は雰囲気マシマシです。
なんか、看板の感じとか雰囲気ありますよね。
本当に、ゲームでいうところのバイオハザードとかブラッドボーンの世界に迷い込んだ気分を味わえます。
たくさん写真撮ったけど、ほとんどピンボケで載せれないのは魔女の力のせいでしょうか・・・
たぶん、暗い場所での撮影が下手だったせいだと思うよ・・・
あのかげ!なんだか、魔女に見えませんか!?
魔女のモニュメントがある広場も、夜だと雰囲気が違います。
あ、ちなみにずっとウロウロしてるのは野宿する場所を探しているからです
結局、この場所で一夜を明かしました。
マリア像の祠の前のベンチ。なんだかセーブポイントみたいで安心しました。
おわりに
ということで、今回はイタリアの魔女の村トリオラの旅の記録でした。
正直、かなりマイナースポットで、前情報もほとんどなく訪ねたのですが、間違いなく行って良かった場所の一つです。
次回から、イタリア観光本格化!ベタな場所ベタに楽しみます。
つづく⇨
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