こんにちは、今日もどこかを旅しおります管理人こと旅人AJ
シリーズ:旅人も建築知っておけば旅がもっと面白くなる!
今回も、旅人がい分の勉強がてらに記事を書きます。
旅で訪れる観光地なんて”自然”か”建物”かの二択です(暴論)
建築の知識が少しあるだけで、旅の半分がより深くなると言えるでしょう!
建築の知識があると、建物や遺跡に行った時に、より楽しめるかもしれないね
今回はギリシア建築のコリント式建築です。
いよいよ、ギリシア建築三式の最後の一つだね
ギリシャへ旅する予定のみなさんも、建築の基礎を身につけておいて、旅をより楽しみましょう!
コリント式建築 特徴
ギリシア建築 解説
さて、ギリシア建築シリーズもこれで最後。
最後に、ギリシア建築においてギリシア人達が何を一番、気にしていたのかを解説します。それはズバリ”比率”。彼らは、比率こそ美の根幹であるとして、異常なほどに比率を気にしていたといいます。
〇〇式で建てるなら、柱の太さと長さは〇:〇、全体の縦と横は〇:〇、みたいな感じに決めて、しっかり守っていたみたいですね。
黄金比も古代ギリシアで発明されたものです。
1:1.618は、古代のパルテノンの高さと横の比率にもなっています。
数学的なものに心理や美を求めたピタゴラスもだいたい(BC500〜BC400)くらいの人物でした。この時代の人は比率や数学の魅力にがっつり沼っていたみたいだね。
コリント式 解説
まずは、コリントの場所を確認しましょう。
って、地図にコリントが載っていない!
コリントは上の地図で言うところの、ミケーネの直ぐそばだそうです。
コリントといえば、キリスト教の聖パウロが書いた『コリント人への手紙』でも有名ですね。あのへんの人に書いた手紙なんですね。
それでは、コリント式建築の特徴を見ていきましょう。
この図の中では左下のやつですね。
コリント式建築の特徴は、なんといっても、柱頭にある”葉っぱを模した装飾”にあります。
今までよりもずっと豪華です!建築というより彫刻に近いですね
この葉っぱは、アカンサスという植物で、これらの装飾は”アカンサスの葉”とも呼ばれています。
アカンサスは地中海ではメジャーな植物。
日本にも生えているアザミの仲間にあたるそうで、トゲトゲがたくさん生えています。
う〜ん、この葉っぱがそうなの?
似ているような、そうでも無いような。。。
ということで、アカンサスの葉っぱが彫刻されていればコリント式!
ということで今回のまとめです。
コリント式建築 代表
と、長々と説明しといてアレなのですが、習うより慣れろ、だと思うので見ていきましょう。
まずは、ローマのパンテオン。ギリシャの建物ではありませんが、ギリシャ式の建築は世界中にあるんですね。
こちらは、イギリスにあるコリント式っぽい柱。アカンサスの葉がしっかり見えますね。
おわりに
ということで、今回は、コリント式について学びました。
ギリシア建築をざっと学んできたけど、人類ってやつは段々と派手になっていくものなんだね。
まぁ、技術の進歩とか、余暇の増加とかいろいろな要因があるんでしょう。
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