こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
今回は、アジアを旅する時に知っておきたいケバブの話!
ケバブって、何種類もあるからこんがらがるよね
トルコ・中東への旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
ケバブ とは
まず、お話しておきたいのは、日本で言うところのケバブは、たくさんあるケバブのうちの一つでしか無いということです。肉を焼いて食べる料理のことを一般的にケバブと呼ぶのです。
なので、トルコ人に言わせるとBBQも、焼き鳥も、豚丼も、ステーキも”ケバブ”ということになります。
海外で、ケバブ!と注文しても、あなたのイメージしているアレが出てくることはないでしょう
あなたの想像する、くるくる回すやつで、そぎそぎした肉を、パンに挟んでパクパクするアレは、正式名称をドネルケバブと言い、海外ではケバブの方を略して”ドネル”と呼ばれることが多いです。
また、中央アジア地域やアラブ地域では、同様の料理をショールマ(シャワルマ)と呼んでいます。ショールマはくるっと巻いて棒状になって出てくることが多い気がしますが、そのへんは地域差・店舗差がおおきいので、なかなか断言は出来なかったりします。
ドネルケバブ 解説
ドネルは、下味のつけたお肉を積み重ねるように串に刺して塊にし、それをローストしながら削ぎ落としていく料理です。
パンに挟むイメージが強いですが、決してそんなことはなく更に乗って出てくることもままあります。ちなみに、パンに挟むのはトルコ発祥ではなくて、ドイツに移民したトルコ人発祥らしく、あのスタイルは正確に言うとドイツ発祥なんだとか。
なにそれ、おもしろ〜い。
ケバブといえばトルコ
ということで、ドイツを発端に全世界に広まったため、一般にケバブ(ショールマ)といえばトルコとされてますね。
そんなトルコのケバブですが、はじめに説明したようにケバブは肉料理全般を指す言葉なので、〇〇ケバブという料理が山のようにあります。ここでは、いくつかあるトルコのケバブを整理しておこうと思います。
ドネル・ケバブ
ご存知、ドネルケバブ。さっき説明したので割愛します。
シシ・ケバブ
シシカバブーという料理も、日本では広く知られていますね。これ、実は元をたどるとシシ・ケバブといってケバブの一種なんです。もともとはトルコ料理でしたがコレがインドまで伝わり、日本にはインドから伝搬しました。実際は、長い時間の間に調理法もだいぶ変わってしまったりしているようですが、共通しているのは、ぶつ切りに肉を串に刺して焼くということ。
ちなみにシシはトルコ語で串という意味だそうです。
アダナ・ケバブ
ひき肉を使ったケバブです。日本的に言うとつくねでしょうか。
ひき肉系の料理はイランや中央アジアではキョフテ(コフテ)と呼ばれています。キョフテはスープに入った煮込み系のイメージが強かったのですが、実際は焼き系もキョフテと呼ばれて食べられているみたいですね。トルコでもキョフテで通じることが多いらしいです。
ジャー・ケバブ
ジャーケバブはラム肉を使ったケバブになります。もともとドネルケバブの元になった料理らしいですが、ジャーケバブは必ず羊肉のようですね。
そもそもケバブ関係自体、鶏肉か羊肉で出されることが多い気がします。
イスケンデル・ケバブ
イスケンデルケバブはシシケバブやドネルケバブと似たような料理ですが、ヨーグルトソースが掛かっています。お皿に盛って、ソースを掛けてほしいときはイスケンデルケバブを頼みましょう。
国別に見る ケバブの一覧
と、いうことで、色々と解説しましたが、もろもろのケバブをまとめると以下のようになります!
これは、わかりやすい!
自画自賛かよ。
おわりに
今回の記事、本当は最後の画像を作りたかっただけだったりします。色んな国をまたぎながら旅していると、どれがどれだかわからなくなることが多かったので。
今後は、迷ったらこのページに来て、注文前に確認しようと思います。
みんなも、使ってくださいね。
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