今回のあらすじ
首都テヘランの観光を続けるAJ
今回は毎度恒例の無駄足回
イランの宇宙開発事情
イランは、あまり知られていませんが、数少ないロケット技術保有国の一つになります。
その国の独自の力で宇宙ロケットを打ち上げられる国って、世界で10カ国くらいしかないんですよ
そうとなれば行ってみるしかありませんよね。”イラン宇宙開発センター”
ネットに情報も少ないので、とにかくテヘランにある宇宙開発本部へ、ダメ元で向かってみます。
テヘラン郊外にある、特徴的な建物が、本部になります。
ネットの情報によると、本部に小さな博物館がある様でした、守衛さんに話をしてみると。。。
”すまない、イラン人しか入れないんだ”
まぁ、そうですよね〜
ということで、はるばるやってきましたが、見事に無駄足に終わりました。
インドの悲劇再びだね(笑)
まぁ、インドのときは計4日ぐらいの無駄足だったので、一日ですむ無駄足なら安いものです。
せっかくなので、センターの看板で記念撮影。
国立博物館 ペルシアの秘宝が沢山
ということで、気を取り直して、国立博物館へと向かいます。
博物館の建物も立派ですね
こちらは、博物館の入り口です。
レンガの積み重ねが凄まじいですね。
博物館の展示物
古代のコロコロ・ローラー、ではなくコロコロして粘土に模様をつけるやつ。
お固い言葉でいうと、円筒印章ですね
それにしても、文字がびっしり描かれています。
楔形文字ですかね。何が書いてあるんでしょうか。
お次は、双頭の牛のオブジェクト。
古代ペルシアの象徴的なモチーフですね。ヨーロッパの双頭の鷲の起源にもなるモチーフですね。
イランでは、この他にもいろいろな双頭のオブジェを見ることができます。
こいつは、なかなかイケメンな牛さんですね。
そして、ペルシアといえば、こちらのモチーフ!
髭のおじさん。シュメールとかメソポタミアの影響をモロに受けている感じがしますね。
イランにもエラムという古代文明があったのですが、ペルシアによる統一以前の歴史はやはり謎が多いです。
他にも、陶器や貴金属もたくさん展示してありました。
国立科学館
続いて、国立科学館へ。
こちらは、博物館と変わって、こじんまりとしています。外国人観光客は相当珍しいのか、係の人がマンツーマンで館内を案内してくれました。
治水施設や天然の送風機構を持つ建築など、イランの遺跡がミニチュアで紹介されていたりします。
こちらは、中世のアストロラーベ。天文観測器具ですね。
ルネサンスより以前は、アラビア世界が科学の最先端を走っていたんですよね。
本当は、前述したイランの国産ロケット”サフィール”の模型でもアレば、と期待していたのですがそちらも空振り。残念。
ただ、おっきい象の宇宙飛行士がいました。
めっちゃデカくておもしろかったので、今回はこれで満足しましょう
おわりに
ということで、テヘランの博物館めぐりの模様でした。
次回はテヘランから、”世界の半分”とまで呼ばれれた、イスファハンい移動します。
つづく⇨
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