こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
モグモグ
何食べてるの?
これ?デーツだよ。モグモグ
今回は、いろいろな椰子について調査しました。
読めますすか?ヤシですよ。日本にはあまり生えていないから、ちょっと馴染み薄いですよね。でも、この記事を読めばきっとヤシが身近に感じられるはず!
中東や東南アジアへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
デーツって何?
デーツは、日本ではあまり馴染みが無いですが”ナツメヤシ”のことになります。
ところがどっこい、日本以外の世界中でメジャーなフルーツです
ナツメヤシ、と言われてもあまりピンときませんよね。生えてる様子は、みなさんが一般にイメージする”ヤシの木”と一緒でいいと思います。もしかすると、それより若干ずんぐりむっくりしているかもしれません。
これに鈴なりの木の実がなります。思いの外、びっしりですね。ナツメヤシは、水が少ない土地でも育ってくれるため、中東では特に大切にされてきた植物のようです。
コレを干したものが、市場で売られている”干しデーツ”。
甘みはたっぷりです。ちょっとネチャっとした食感ですが、食べ始めると止まりませんね。
あと、デーツの英語の綴りは”date”、日付を表す”date”と同じだったりします。
ココヤシ ナツメヤシ アブラヤシ
ココヤシ
さて、それではいろいろなヤシ達をちょっと整理しておきましょう。
まず、常夏のイメージも強いキングオブヤシの木、ココヤシです。
ナツメヤシよりも高く細く育ち、中には30mを越えるものもあります。
固く大きい実をつけることでも有名ですね(ココナッツ)。中のジュースを飲んだり、実を削って食べたりします。ただ、もぎたての木ノ実にストローをぶっ刺して飲む、採れたてココナッツジュースは、かなり青臭くて、飲むのはかなりシンドいです。甘くもないし。
出されたものは全部食べる私も、飲み切るのに大苦戦しました
ちなみにココナッツもココヤシも英語ではcoconutと言います。
オウギヤシ
次にオウギヤシ。これは砂糖ヤシとも呼ばれていて、その名の通り東南アジアなどでは砂糖の原料になっています。(他のヤシからも砂糖は取れるらしい)
ミャンマーでは、パーム酒とパームシュガーが売っていたわね
あれは、オウギヤシだったのかぁ
そもそもヤシ類は英語でパーム。オウギヤシから取れる砂糖はパームシュガーと呼ばれています。ヤシの葉っぱから転じて、手のひらのこともパームと呼び、野球のパームボールも手のひらで包むようにして投げる様子をヤシの葉に見立てて名付けられたのだそうです。
英語だとヤシ類全般がパームで、その中でもナツメヤシがデーツ、ココヤシがココナッツって呼ばれてるみたい。ヤヤコシイ
アブラヤシ
ということで、最後にアブラヤシ。
アブラヤシもその名の通り、油の原料になっている植物です。意外にも、植物油の生産量1位はこのアブラヤシから採れるパーム油だったりするそうです。たしかに、たっぷり採れそうですね。東南アジアなどでプランテーション栽培されているものが多いんだそうです。
ナツメヤシ ナツメ 違い
さて、話をデーツに戻します。
デーツ=ナツメヤシと聞くと今度は、ナツメって何だっけ?ってなりません?
もちろん、この2つは全く別の植物です。もともと、ナツメは中国原産とされ日本には奈良時代から流通していたとされています。その後入ってきたデーツの果実がナツメに似ていたことから、ナツメヤシという和名が付けられたそうな。
ナツメは漢方にも使われる果実で、デーツよりは小ぶりな果実になります。
そういえば、中国を旅している時に中国人からもらったティーパックに”棗”って書いてあって、調べてみて「あ〜、ナツメか〜」ってなったこともありました。
おわりに
ということで、今回はデーツやヤシについてお勉強しました。
そもそも、事の発端は、ヨルダンで”クブズタマー”(khubz tamer)という中東版アンパンにドハマリしてることがきっかけでした。
英語に訳すとデーツブレッド
更に日本語に訳すとナツメヤシパン🍞
味が想像しづらいと思うが、コレがなんとアンパンそっくりです(ややフルーティー)
そんな、日本人にはあまり馴染みのないナツメヤシですが意外なものにたくさん使われてるので、それを知るとぐっと身近な存在になりますよ。
それは”オタフクソース”!
たこ焼きやお好み焼きで大活躍するソースですが、甘みのもとはデーツだったりするようです。40年以上もデーツを使ったレシピを使い続けているそうです。
なんだか、ナツメヤシが急に身近になったね
輸入食材屋さんで、干しデーツが売ってましたら是非とも食べてみてください。
ちなみに干しデーツは、ヨーグルトと一緒に食べると、とってもGoodです。
では最後に、ヨルダンの町中にあるヤシの木をどうぞ
た、高い・・・
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