こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
いよいよラマダンが始まりましたね!
一ヶ月ぐらい続くんだよね
今回は、ラマダンについて改めてちょっと詳しく調べてみました。
改めて調べようと思ったことのきっかけは、ラマダン前日のことでした。ヨルダン人たちがみんなして、TVで明日からラマダンかどうかの発表をワクワクして見ていたのです。
あれ、カレンダーで決まって居るんじゃないの?
ということでラマダンについてもう一度調べ直しました。あと、ついでに色々調べました。
中東への旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
ラマダン 基礎知識
ラマダンまたはラマダーン( رمضان)は、ヒジュラ暦での第9の月。日の出から日没までの間に断食(サウム)を行うことで有名ですね。
ヒジュラ暦はイスラム教の暦だね
”ラマダン”=断食だと思っていたけど、ラマダンは月の名前で、断食はサウムって言うんだね。
もともとヒジュラ暦の9月(ラマダン)は、コーランが預言者ムハンマドに啓示された月で、イスラム教徒にとってラマダンは聖なる月なんだそうです。
断食の間は、飲食を断つだけではなく、喧嘩や喫煙、異性間のふれあいなんかも避けられます。
ヒジュラ暦 解説
ヒジュラ暦は、月を用いて暦を決める太陰暦です。
ヒジュラ暦では閏年のような補正を行わないため、太陽暦と比べると毎年11日ほど早まっていき、およそ33年で季節が一巡します。
だからラマダンの期間も毎年11日づつずれていくんですね
そのため「ムスリムは、同じ季節のラマダーンを人生で2度経験する」と言う言葉もあるそうです。
また、ラマダーンの開始は長老らによる新月の観測によって行われます。なので雲などの要因で、新月が確認できなかった場合はなんと1日ずれてしまうそうです。
最後は肉眼で新月を確認しないと、ラマダンの開始を宣言しないんだね。
ということで、今回のタイトルを回収しました。テレビで発表を見ていたヨルダン人たちは、この発表を待っていたんですね。
断食 解説
断食といっても、日没から日の出までの、暗い間に、一日分の食事をガッツリ摂ります。また、高齢者や病人、もっというと疲れてる時なんかは別に断食をしなくても許されます。
むしろラマダーン中は、日が落ちている間に食い溜めをするため、通常より食糧品の売れ行きが良くなったり、肥満になる人が多くなるといわれています。
また、ラマダーン明けには『イド・アル=フィトル』と呼ばれ、盛大な祭りが行われるそうです。
お祭り、楽しみだね
そう思えば、一年前のラマダンはキルギスにいましたね。
キルギスでの、ラマダン体験はこちらです⇩
イスラム教の国一覧
今回の記事は、怒涛のダグラッシュになってます。
イスラム教の国、っていうのを整理しておきたかったからね
コレが、意外と検索しても一覧でリストにしてくれている所がなかったので苦労しました。まぁ、その定義も難しいですからね。
イスラム教国という言葉は”住民の多くがイスラム教徒の国”という意味だったり、”法律でイスラム教を国境にしている国”という意味だったり、いろいろあるようです。
とりあえず、今回はイスラム協力機構加盟国の中で、ムスリムの割合が50%以上の国ということで、まとめてみました。これが意外にも多いんですね。びっくりしました。
アゼルバイジャン、アフガニスタン、UAE、アルジェリア、アルバニア、イエメン、イラク、イラン、インドネシア、ウズベキスタン、エジプト、オマーン、カザフスタン、カタール、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、キルギス、クウェート、コモロ、サウジアラビア、シエラレオネ、ジブチ、シリア、スーダン、セネガル、ソマリア、タジキスタン、チャド、チュニジア、トルクメニスタン、トルコ、ナイジェリア、ニジェール、パキスタン、パレスチナ、バーレーン、バングラデシュ、ブルキナファソ、ブルネイ、マリ、マレーシア、モーリタニア、モルディブ、モロッコ、ヨルダン、リビア、レバノン
以上、48カ国をAJ的イスラム教の国として、今回タグ付けしてみました。ちなみに上に入れたレバノンなんかは51%でギリギリでイスラム教の国でした。
レバノンなんかは、キリスト教のイメージのほうが強いですよね
その他のイスラム教の国
ちなみにイスラム協力機構加盟国の中で、イスラム教徒の割合が50%以下の国がこちらです。
ウガンダ、ガイアナ、ガボン、カメルーン、コートジボワール、スリナム、トーゴ、ベナン、モザンビーク
また、イスラム協力機構に入っていない国の中で、イスラム教徒の多い国はこちら
エチオピア(30~50%)、タンザニア(約30%)、インド(約1億5000万人)、中国(約2000万人)
そして、イスラム協力機構に入っていない国の中で、いろいろな火種になることも多い地域がこちらです。
ロシア(チェチェン問題)、セルビア(コソボ問題)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(ボシュニャク人問題)、中央アフリカ(セレカ党問題)
おわりに
ということで、今回はラマダン、そしてイスラム教の国をまとめてみました。
とりあえず今は、ラマダン明けのお祭りがとっても楽しみですね
せっかくなので日本の皆さんも、断食ダイエットなんかをしてみては?
それではまた次回。
中央アジア旅行その前!知って旅行をもっと楽しもう⇨⇨コチラ
中東旅行その前!知って旅行をもっと楽しもう⇨⇨コチラ
アフリカ旅行その前!知って旅行をもっと楽しもう⇨⇨コチラ