今回のあらすじ
フィレンツェでルネサンスの芸術に触れたAJ
そのまま西に向かいサンマリノを観光する
(旅した時期・・・2021年 7月ごろ)
サンマリノへ
フィレンツェでの滞在を終えて、次なる目的地サンマリノへ向かいます。
イタリア国内の移動には鉄道を使うことが多かったです。
これは駅前で見かけたイカしたおじさん
ブルーのスーツと国旗がめっちゃいい感じに取れました。
フィレンツェからイタリア東部へ抜ける鉄道は山の中を走っていて眺めもとっても良かったです。
本当は車かバイクでこういう山の中を少しずつ進んで行きたいところですね。
ということで、あっという間にイタリアの東海岸へ到達。
ここがいわゆるアドリア海です、一応
ここはリミニにという町。1日では移動しきれなかったのでここで一泊しました。
本来はリミニもリゾート観光地として賑わっている場所なのですが、なにせコロナ解禁直後のイタリア訪問だったため、ちょっと少し寂しい感じはしましたね。
サンマリノ観光
翌日バスに乗ってサンマリノに向かいます。
サンマリノは周囲を全てイタリアに囲まれた小さな国で、その大きさは東京の世田谷区と同じくらいだそうです。
標高750mのティターノ山を中心に、町が、いや国が存在しています。
そんなサンマリノ、実は世界で一番古い共和国なんです
1631年に共和制国家としてローマ教皇が独立を承認した、世界最古の共和国です。
ティターノ山には中世の都市国家そのままに、砦がいくつか残っていて、何だかタイムスリップした気分になります
そっれにしても、この日は天気に恵まれました。
晴れた日の、山からの眺めほど綺麗なものはないよね
サンマリノという国名は、キリスト教の聖人聖マリヌスに由来します。
聖=サン ですね
まだキリスト教が迫害されていた時代、この場所に逃げてきて教会とコミュニティを築いた人だそうです。カトリックと正教会では聖人に指定されています。
で、こちらは聖マリヌスの像・・・ではなく
中心部であるリベルタ広場にある、自由の女神の像。
アメリカの自由の女神よりも、ちょっと強そうな感じがします
もちろん町には教会もありした。
丁度、僕が行った時は、なんだか白い花が綺麗に飾ってありました
広くはないですがとても綺麗な教会でした。
不思議なサンマリノ
そんなサンマリノですが、なぜか武器屋が多いことで有名です。
観光客向けのお店も、なぜか知らないけど武器だらけ。
よく見たら日本刀を置いてありますね
もともとGDPの50%は観光業で成り立っている国だそうで、お土産になる面白いもの、というのでこんな感じになったそうな。本当かどうかは知りません。
切手も有名なお土産だそうです 。
こちらはユーロ導入前、コインコレクターや切手コレクターが、流通量の少ないサンマリノのコインや切手を高値で集めていたからだそうです。
そんな武器大好きサンマリノ。
砦の中は武器博物館になっていたりします。
こちらは主に中世の武器が中心のようでした。
リピアが綺麗に展示されています。
こっちはメットですね。
いかにも上級の証拠がかぶってそうなヘルメットだね
街全体は綺麗に整備されている印象でした。
花壇も丁寧に整備されていて、モンシロチョウをパシャリ。
ティターン山はサイクリングも有名らしいです。
昔はモナコ同様にサンマリノグランプリというF1レースも行われていたそうです。
ちなみに、この自転車は別の旅人の自転車で、僕は別に自転車乗ってないです
場所によってはアドリア海を一望できます。
こうしてみるとこの辺りはこのティターノ山以外は本当に平らな地形が広がっていますね。
ちなみにこのティターノ山とサンマリノの歴史的建造物はそろって世界遺産に登録されています。
トンビみたいなのも飛んでました
。
日帰りの観光でしたが、満足度高めです。本当に寄って良かったサンマリノ。
サンマリノ神社
そして日本人なら訪ねておきたいスポットがこちら。
サンマリノ中心部であるティターン山を降りた麓のところに、ひっそりとある神社。
ヨーロッパで初の、神社本庁が正式に承認している神社だそうです。
サンマリノの外交官が日本の神社本庁と相談して2、014年に東日本大震災の追悼と日本とサンマリノの友好のために設立したそうです。
地元のホテルのオーナーでもあるサンマリノの方が、ちゃんと宮司として管理しているそうです
旅の安全をお祈りして、旅はまだまだ続きます。
おわりに
次回は、これまたイタリアに来たら外せない、ベネチアの風景をお届けです。
つづく⇨
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