こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
まめにやっております”旅する前に知っておきたい国旗の意味”シリーズ。今回はチリ。
チリはちょうどこの間の世界半周で行ってきました。
細長い国土そのままに、さまざまな風景が見れる国でしたね。
こんな風景から
こんな風景まで!
チリの滞在記をまとめるのは、まだまだ先になりそうですが・・・
旅の復習がてらに、今日はチリの国旗を勉強しようと思います。
チリへの旅行を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
過去の国旗シリーズの記事はこちらから⇨こちら
チリ 国旗 意味
それでは、チリの国旗を見ていきましょう。
下半分が赤色で、上半分は白部分と青い正方形に囲まれた白い星の部分に分かれています。
白い五角形の星は進歩と名誉を、青は空を意味し、白はアンデス山脈の雪をあらわしているそうです。
また、下の赤色は独立のために流された血を意味しています。
確かに、チリの空凄い綺麗だったしね
チリの独立は1818年で、この国旗が制定されたのは1817年でした。
この時期の南米独立は、当時南米を植民地支配していたスペイン本国が、ナポレオンに敗れた(1808年)ことも影響しているので、国旗のからカラーリングも、もしかしたらフランスを参考にしている面も、あるかも知れないですね。
ちなみに1812年~14年の短期間には黄色の入ったデザインの国旗を使用していたそうです。
このカラーリングも、他にない組み合わせで素敵ですけどね。
独立戦争で、黄色を赤色にしたくなるほど、血が流れたということかもしれません。
チリ 国章
お次にチリの国章を見ていきましょう。
こちらは1834年から使われているシンボルで、コンドルと変な動物が、国旗を模した盾を支えています。
気になる、この左の動物ですが、ウエムル鹿という絶滅危惧種の貴重な鹿だそうです。
チリの動物と言えば
リャマでもアルパカでもないビクーニャを、僕もパタゴニアで見てきました。
でも、もっと貴重な鹿が住んでいたんですね。
ちなみに下部にある白い帯には “Por la Razón o la Fuerza” 「理性によって、または力によって」というモットーが書かれています。
勉強も、運動もできないとだめだよ、ってことでしょうかね
見分けろ チリ パナマ テキサス
そんな、チリ国旗ですが、パナマ国旗、そしてアメリカのテキサス州旗と、とってもよく似ています。
まずは、パナマ国旗。
パナマ国旗の記事もありますのであわせてどうぞ。
色合いとパーツがおんなじですが、ハイチが大きく違うので、類似率70パーセントってところでしょうか。
お次はテキサスの旗を見てみましょう。
そっくり!!
これはる類似率90パーセントですね。
若干青色が紺色っぽいのと、蒼い部分が上下にまたがっているのがテキサスの旗です。
テキサス州の旗ですが、テキサスはアメリカの一部になるのが遅めで、それまではテキサス共和国だったため、元テキサス国旗ともいえます。
アメリカ国内の州の旗でも屈指の人気らしく、ローンスターという愛称で呼ばれ、2001年に行われた北米旗章学協会による州旗のデザインのランキングで第2位となっています。
ちなみに一位はニューメキシコ州の州旗だそうです。南部が強いんですね。
もう一度、チリの国旗を見てみると
違いがわかりますね。
ちなみに成立年月日は
チリ国旗(1817)⇒テキサス州旗(1839)⇒パナマ国旗(1903)
だそうです。
さらに、ちなみにですが
キューバも似てるっちゃ似てます
類似率50パーセントくらい?
まとめ
今回はチリの国旗の意味を調査しました。
ウエムル鹿。そんな幻の鹿が棲息していたんですね。
さがしてみればよかったかも。
まぁ、幻の鹿だそうなんで、きっと探しても見つからなかったでしょう。
最後に、じっさいにパタパタはためいている、チリ国旗の写真もどうぞ。
チリ旅行その前!知って旅行をもっと楽しもう⇨⇨コチラ