こんにちわ。今日もどこかをフラフラと旅しております、AJ (nobu)です。
今回は珍しく世界遺産のお勉強です。
正直、世界遺産って当たり外れあったりするし、世界中にはむしろなんで世界遺産じゃないの?って場所もあふれているので、あんまり個人的には指標にしていないのですが、たまたま気になったことがあったので、世界遺産の記事にしました。
気になったのはズバリ”第一号の世界遺産ってどこ?”という疑問
皆さん知ってます?
世界一周を考えているあなた、この記事をよめば、あなたの旅も深まること間違いなし!
一番最初の世界遺産
そもそも世界遺産は、1972年のユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づいて世界遺産リストに登録された文化財や景観、自然などのことになります。
リストが最初に作られたのは1978年のことで、この第一回目のリスト更新のときに12の世界遺産が登録されました。
つまり最初の世界遺産は12個あるんだね。
ということで、1つ1つを見て行ってみましょう。
『イエロース トーン国立公園』アメリカ
まず選ばれていたのは、イエローストーン国立公園。アメリカを代表する自然遺産です。
『メサ・ヴェルデ国立公園』アメリカ
アメリカはコロラド州にある、ネイティブアメリカンの文化を残す遺跡です。
『ガラパゴス諸島』エクアドル
こちらも問答無用で有名な、生物の不思議が詰まった島、ガラパゴス諸島。
『キトの市街』エクアドル
エクアドルから二件目は、首都キトです。第一回の12個の中で、町の景観が選ばれてるのは2つでした。
『シミエン国立公園』エチオピア
エチオピア北部の緑豊かな山岳地帯です。正直今回調べるまで、僕は知らなかったです。エチオピアに行った時には是非とも行きたいですね。
『ラリベラの岩の聖堂群』エチオピア
エチオピアから二件の登録。こちらはエチオピアを代表する観光名所ですね。
僕が超行ってみたい場所の一つです。
『ランス・オー・ メドー国立歴史公園』カナダ
カナダ最東端の遺跡です。大西洋を望む海岸にある遺跡なんですね。
『ナハニ国立公園』カナダ
カナダでもかなり北部の大自然地帯です。第一回の12個のうち自然遺産は3個だそうです。
『ゴレ島』セネガル
まさかのセネガルから第一号です。もとフランス領ということで、植民地時代を象徴する島だそうです。いわゆる負の世界遺産としての登録で、負の世界遺産は第一回からあったんですね。
『アーヘンの大聖堂』ドイツ
ヨーロッパ中世建築ってそれこそ他にも山ほどあると思いますが、第一号に入っていたのは、このアーヘン大聖堂だけなんですね。意外かも。
『ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑』ポーランド
ポーランドの塩鉱山も選ばれていました。
ここ、クラクフからそれほど遠くもないから、行こうか迷ったんですけど、結局行かなかった場所だ。第一号ってことなら行けばよかったな。
『クラクフの歴史地区』ポーランド
てっきり、どこも訪れてないかな、と思いましたが、1件だけ僕も訪ねていた場所がありました。
クラクフですね。居心地良くて大好きな街でしたが、まさか世界遺産第一号の一員だとは思いませんでした。
ということで、クラクフの写真だけは僕が撮ったやつです。
世界遺産のきっかけ
実は世界遺産がうまれるきっかけとなった出来事があるんです。
それは1959年、エジプトで新しいダム建設の計画が立ち上がり、それによってアブシンベル神殿がダムの湖底に沈むことになってしまったのです。さまざまな呼びかけが行われ、多くの国の協力もあり10年近くかけて、アブシンベル神殿は移築され、現在に残る遺跡となりました。
そんな事件があって、世界の遺産を保護しようというムーブメントが生まれたのでした。
それまでは、遺跡や自然を大切にする運動はあまり活発でなかったと考えると、最近の出来事すぎてちょっと驚きです。
おわりに
ということで、まとめてみる第一回の世界遺産にはアメリカから2件、カナダから2件、ポーランドから2件、ドイツから1件。そしてエクアドルから2件、エチオピアから2件、セネガルから1件が選ばれていました。
いや、なんとも意外すぎるラインナップ
フランスとか中国とか、第一回には選ばれていなかったんですね。
早く登録されたから偉いってことでもないってことを改めて感じる調べものでした。
でも、第一回の遺跡制覇とか、やってみたい気もするよね
ということで、また次回
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