今回のあらすじ
大英博物館・大英図書館をめぐったAJ
ロンドンにはまだまだ博物館がいっぱい
ヴィクトリアアンドアルバート博物館
ロンドンの博物館と言えば大英博物館がもちろん有名ですが、他にも大きいミュージアムがたくさんあります。
そのうちの一つがヴィクトリア&アルバート博物館です。
大英帝国最盛期の象徴ともいえるヴィクトリア女王と、その夫のアルバートの名前がつけられた博物館になります。
それにしてもエントランスのシャンデリア(?)がすごいです!
この博物館も、豪華な食器からインド美術まで、さまざまな品物が展示されています。
その中でも、ジュエリー系がとくにたくさんあった印象です。
まさに豪華絢爛って感じですね。
こんなのもあります。
”イーデンホールの幸運”と呼ばれる、所有者に繁栄をもたらすガラスだそうです。
こちらは刺繍絨毯のタペストリー。刺繍のやつって、あんまり興味ひかれることが無かったんですけど、ここのは本当に大きくて、珍しくしっかり観賞したのを覚えています。
珍しいフロアは、こちら。なんと全て贋作が展示されている、レプリカフロアなんてのもあったりします。
自然史博物館
ヴィクトリア&アルバート博物館のすぐお隣にあるのが、これまた巨大な自然史博物館と呼ばれる博物館です。
入り口の建物も、建築物として大変美しいです。
この博物館のシンボルは、メインホールにぶら下げられているクジラの骨標本。
インパクトがあります。
この博物館のメインは、やはり恐竜系です。
トリケラトプスもいました。
イギリスはけっこう化石が出るらしくて、イギリス内で発掘された化石も多いそうです。
大昔の巨大魚の化石なんかもありました。
恐竜のほかにも、動物の剥製もたくさん展示されています。
これは絶滅してしまったドードーの剥製です。
鉱石の展示もあります。こちらは世界最大のブルートパーズで、オストロストーンという名前がつけられています。
科学博物館
自然史博物館の裏手には科学博物館があります。
個人的には、この博物館も訪問必須です。
なんたって、イギリスの国産宇宙ロケットのブラックアローが展示してあるんです。
現在、ヨーロッパの宇宙開発は、国主導ではなくEU主導になっているのですが、その少し前の時代に、イギリスが独力で打ち上げたロケットです。
飛行機関連の展示も多かったですね。
旧式飛行機の模型が多く展示されているのが興味深かったです。飛行機が今の当たり前の姿になるのには、思考錯誤の末にたどりついた歴史があるんですね。
旅に出る前は、日本でロケットと飛行機を作っていたので、こういうのはテンションあがってしまいます。
もちろん、航空宇宙関係以外にも、科学分野のマイルストーンな展示がたくさんです。
これは超初期のコンピュータのApple1だそうです。
医療関係のフロアに展示されていた、この銅像が迫力があって好きでした。
帝国戦争博物館
お次は戦争帝国博物館です。
正直ミリタリー系はそこまで興味はないのですが、ここにも観たいやつがあったので訪れました。
館内はこんな感じ。そして奥に見えるのが、そうV2ロケット。第二次世界大戦のときにドイツがイギリスに打ち込んだ兵器ですが、宇宙ロケットの起源でもあります。
ドイツでも観ましたが、こちらは内部構造が見れるように展示されていました。
グリニッジ天文台
宇宙つながりで、おつぎはグリニッジ天文台です。
今までの博物館とは違い、ロンドンはロンドンでも、すこし郊外の場所にあります。
まわりは広い公園になっていて、奥に小さいけれど重要な天文台があります。
こちらが入り口です。かっこいい。
いくつか施設がありますが、いまは天文台の役目を終えて、博物館になっています。
大昔の望遠鏡は、こんな感じだったんですねぇ。
そしてグリニッジ天文台といえばこちら、ご存じ本初子午線です。
世界地図の基準となる線が、ここに引かれています。
こんな感じで、またぐ写真、みんな撮っちゃいますよね。
フリーメイソン博物館
次はちょっと変りだねで、フリーメイソン博物館です。
宇宙好きだけでなく、オカルト好きな旅人としては、ここも外せません。
ここが、何を隠そうフリーメイソンのイギリス本部になります。
秘密結社のイメージでしたが、普通に看板があって博物館です。
中はこじんまりしていて、見て回るのにそこまで時間はかかりません。
う~ん、めっちゃ支配者っぽい椅子。
こうやって、あえてオープンにしているところが、かえって怪しい・・・ような気もします。
おわりに
今回は、前回の大英博物館につづき、ロンドン内の博物館の様子をお届けしました。
次回もまだまだミュージアム!お次は美術館編です。
つづく⇨
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