今回のあらすじ
ついにカスピ海にたどり着いたAJ
カスピ海を渡るべく船に乗り込む
アクタウ エネルギーの町
前回はカスピ海の様子を中心にアクタウを紹介しましたが、今回は別の側面をお届けしましょう。
アクタウは、化石燃料の採掘で賑わう街だったりもします。
街中に太いパイプラインがいくつも伸びています
カザフスタンの街とは言え、栄えているアルマティなんかと比べると、だいぶ田舎感がありますね。
パイプライン✕野良ヤギ。この街でしか見れない景色だと思います。
船のチケットを求めて、ちょっと郊外まで出かけると、こんな景色もあったりします。
青空マーケット感があるね
そういえば、カスピ海を渡る船を見つけるのが結構たいへんだったりしました。
まずは、アクタウ郊外にある、公式の埠頭センターみたいなところにチケットを求めて、先程の景色みたいなところに行って見ました。すると、最近新しい埠頭が出来たと言われ、そちらに案内されたのですが、そこがアクタウから小一時間タクシーで移動した場所でした。
バスも見つから無からないし、相乗りの旅行客も見つからず、しょうがないから一人タクシーです。
船舶のスケジュールも確認しなきゃだからね
埠頭に到着
ということで、翌朝一番のタクシーで、埠頭に移動します。
万が一、船が出なかったときのことを考えて、2・3日埠頭で過ごせるぐらいの非常食を持って乗り込みます。
埠頭に着いてみて、バスが無いのも納得。完全に貨物トラックのあんちゃん達しか使わない船舶のようですね。
本来は貨物運搬用の船舶に物好きな旅人が何人か乗る感じで運行しているようです。結局、旅行客は僕を含めて5人でした。
確かに埠頭は新しい施設でキレイでした。国境をまたぐ航路になるので、サクサクというわけには行きませんでしたが、何時間かかけて無事に手続きをすることが出来ました。
あ船舶は深夜に出向だったので、あとはひたすら待ちます。
旅人たちで、非常食をシェアしたり、キャンピング感があってよかったです。出航を待つのは、長時間でしたが、絶えずワクワク感があったので、楽しく待てました。
そして、深夜、いよいよ船が港にやってきました。アゼルバイジャンの国旗が描かれた船舶でした。大型トラックが次々と飲み込まれていきます。忘れられないように旅人たちも乗船。
二人で一部屋の相部屋を紹介され、さらに乗船手続き。
パスポートは、アゼルバイジャンに到着するまで乗組員に預けるスタイルのようです。
こうして、カザフスタンの旅も終わり、二泊三日の船の旅がスタートするのでした。
おわりに
次回は、カスピ海を渡る船旅の様子をお届けします。
つづく⇨
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