今回のあらすじ
ギョベクリ・テペにやってきたAJ
いよいよ謎に満ちた遺跡に迫る
いざ 遺跡へ!!
ということで遺跡へ行きます。
入場料は36トルコ・リラでした。なかなかカッコいいチケットです。
さて、ここでギョベクリ・テペについてざっと説明しておきましょう。
ギョベクリ・テペ 説明
ギョベクリ・テペ(Göbekli Tepe) は、トルコのシャンルウルファから郊外へ12km行った丘の上に在る新石器時代の遺跡です。遺跡の直径はおよそ300メートルです。
ギョベクリ・テペの名前は「太鼓腹の丘」という意味なんだって
ギョベクリ・テペの遺跡は非常に古く、紀元前1万年から紀元前8000年の期間に建てられたとされています。巨大な丁字型の石柱が特徴的で、リモートセンシングによると石柱の総数は200本以上だとか。また隣に位置している発掘調査が待たれている構造物は1万4000年から1万5000年前のものであることが判明していて、これは今まで考えられていた更新世の終わりを1000年ぐらい変えてしまうかもしれないのです。
そしてこれが、ギョベクリ・テペの周りの景色。な〜んもない原っぱですね
遺跡のメイン部分は、屋根のついた部分の下に管理されれています。
さっそく、見ちゃいましょう。
そしてこれが、遺跡の本体です!明らかに人為的にT字の石柱が並べられた感じですよね。
どうです、みなさんはどんな建物に見えますか?ちょっと普通の家の跡にには見えませんよね。
実は、それこそがギョベクリテペが歴史家やオカルト界隈を騒がしている理由になります。
ギョベクリテペの不思議
専門家たちの間では、この遺跡は何らかの宗教施設だったのではないかと言われています。
ですがそもそも、今までの定説だと1万5千年前の人類は狩猟をしながら、石穴を転々としている状態だったのです。そもそも宗教は人類が農耕を覚えて(紀元前9000だとか)、定住を始めて、貯蓄や階級といった概念が生まれてから発生したものだと考えられていたのです。
この遺跡は定説より6000年前に人類が文明を持っていたことになりますね。
まさに今世紀、最もミステリアスな遺跡なのです。
さらにギョベクリ・テペは、周辺に居住区の跡が見つかっていないのも、特徴とされています。
原っぱに突如、神殿?の遺跡、それもめちゃくちゃ古いやつが、ポッと現れたなんて・・・もしや神様か宇宙人が作ったんじゃ。そしてここで人類に知恵を授けて今の人類があるんじゃ・・・
というのが、ギョベクリ・テペ関連のオカルト話のあらましです。この地域の古代神アヌンナキと結び付けられてよく語られていますね。うかつにネットで調べ始めると、あっという間に時間を持っていかれるやつです。
シャンウルファ博物館へGO!
続いて博物館へ。こちらはシャンウルファの市内にあります。
ギョベクリ・テペMoneyで建てたのか、新しくて、しかもとってもピカピカです。トルコ政府もこの遺跡が近いうちに巨万の富をもたらしてくれると読んでいるのでしょうか。
中に入ると、発掘されたいろいろなポールがあったりします。
T字以外にも、動物をかたどった石柱も造っていたんですね。
なんだか、どれも不思議なパワーを持っているように見えてきます。
展示の仕方も、力が入っていて、素晴らしかったです。
これも、同じく遺跡から出土した人形のモニュメント。ウルファマンとか呼ばれているらしいですね。遺跡が世界最古なので、こいつも当然世界最古の人形モニュメントになります。
すごぃ
こちらは石版に描かれた謎の生物。。。。
あれ、やっぱり宇宙人が来たのかも。。。
おわりに
更新がだいぶ滞りましたが、やっと再開。
次回はトルコのド定番、カッパドキアの様子を、旅の道しるべに書き残しますね。
つづく⇨
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